シャインマスカットの剪定を学ぶ
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JA鶴岡生産振興課は12月10日、鶴岡市の生産者の園地でブドウ「シャインマスカット」の剪定(せんてい)講習会を開いた。午前と午後に分けて、定植1年目と2年目の管理をテーマに開催し、生産者12人が参加した。花芽の確保に重要な剪定の留意点を学んだ。管内では遊休期間の長い水稲育苗ハウスを有効利用し、約40人が「シャインマスカット」栽培に取り組んでいる。
県庄内総合支庁農業技術普及課の担当者は、剪定を実演しながらポイントを説明し、「剪定は思い切って切り落とすことも必要」と指導した。水やりについては「日差しにより乾燥しやすいので、2月以降の水やりには気を付けてほしい」と呼び掛けた。参加者からは施肥の種類や時期のほか、翌年の栽培管理や、栽植に適した間隔、樹幹の誘引方法についての質問が出た。
管内で初めて栽培に取りくむ生産者が多いことから、JAでは今後も定期的に講習会を開く。
シャインマスカット剪定のポイントを学ぶ生産者