あぐりスクールで鶴岡の夏の味覚を満喫
JA鶴岡は8月6日、鶴岡市農村センターで第2回「あぐりスクール」を開いた。市内の小学校に通う、小学3~6年生の児童と保護者9組19人が参加した。
今が旬の夏野菜を使い、野菜の実験と野菜スタンプでオリジナルバッグ作り、調理実習を行った。
野菜の実験と調理実習では、家の光協会が発刊している子ども向け月刊誌『ちゃぐりん』を活用し、甘いトマトの探し方やみかんジュースを使った、2層にわかれるムース作りに挑戦した他、水に浮く野菜と沈む野菜について調べた。
野菜の切れ端を再利用し、専用のスタンプインクにつけ、無地のバッグに押すことで、野菜の切り口の形をいかした模様をつけることができるバッグ作りでは、参加者の個性があふれる作品の数々が誕生。
参加した児童は「野菜スタンプを押してみたら、野菜のどこがどんな形になっているのかわかった。世界で一つの自分のバッグが作れてとても楽しかった」と笑顔を見せた。
他にも「この本だいすきの会」庄内支部の齋藤まきさんによる読み聞かせも行われ、充実した時間を過ごした。
昼食時には、参加者が手作りしたみかんのムースや管内特産のアンデスメロン・鶴姫レッドメロンを丸ごと使ったフルーツポンチ、今が旬のエダマメ「だだちゃ豆」のチーズスティックのほか、女性部員とJA職員が調理した夏野菜たっぷりカレーが振る舞われた。
「あぐりスクール」は、小学3~6年生の児童と保護者の方を対象に、野菜の収穫体験や料理づくりなどを通して農業や食への理解・関心を深めてもらうことを目的に企画している。
今年度最後となる第3回は、10月下旬に開催を予定している。
メロンの器に盛りつけた特製フルーツポンチ作り
甘いトマトを探す実験
野菜スタンプでオリジナルバッグ作り
ご参加いただきありがとうございました!