鶴岡地域良質米生産推進協議会が作柄検討会を開く

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鶴岡地域良質米生産推進協議会は8月31日、作柄検討会を開いた。鶴岡市、生産者、JA鶴岡などの関係者約40人が参加して稲の生育状況や刈り取り適期を確認した。

「はえぬき」「つや姫」今年度試験栽培を行っている「幸の栖(さちのすみか)」の管内4カ所の展示圃を巡回。耕種指導係が青籾歩合などを調査し、各圃場で取り組んでいる栽培方法や新品種の試験栽培の状況を説明した。

管内では出穂が平年より3~4日程度早く、管内平均で「はえぬき」が7月28日、「つや姫」が8月6日となった。梅雨明け以降、異常高温、多照で経過し、降雨もほぼない状況下での登熟期間になっており、可能な限り入水し稲体の消耗を防ぐよう注意喚起をしている。また、登熟進度についても連日の高温により早まっており適期刈り取りを行うよう呼び掛けた。

佐藤茂一組合長は「今年は稲刈りが早まることが予想される。まもなく稲刈り作業が始まるが、この暑さはしばらく続く見込みである。体調管理に気を付けて作業を行っていただきたい」とあいさつを述べた。

「はえぬき」の展示圃を確認する参加者

生育調査する耕種指導係

 

 

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