だだちゃ豆生産者大会を開く
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JA鶴岡だだちゃ豆専門部は7月19日、鶴岡市のJA北部集出荷場で「だだちゃ豆」生産者大会を開いた。生産者と市場、関係機関ら約110人が参加した。
今年は昨年の高温・少雨の影響で種子と発芽の確保に苦慮した。また、加えて最近は降雨が続いているが、高品質でおいしいだだちゃ豆をお届けするため、気象状況や生育状況に合わせた肥培管理を行うことを改めて確認した。出荷は7月下旬から始まり8月中旬に最盛期を迎え、9月中旬までを見込む。
加賀山雄専門部長は「これから我々にとって熱い夏が始まる。販売の方も全力で高単価を狙い努めていくので、健康に留意しながら、おいしい「だだちゃ豆」を自信を持って全国各地に届けよう」とあいさつした。
保科亙組合長は「円安や世界情勢による資材高騰など農家・農協を取り巻く環境はかなり厳しい状況である。さまざまな枝豆の産地がある中で、価格も一番で品質も一番なのだということを今一度思い起こし、最後の最後まで良い「だだちゃ豆」を出荷してほしい」と呼び掛けた。
「だだちゃ豆」をさらに広く知ってもらうため、横浜駅構内にビッグポスターを掲示する。また、8月8日の「だだちゃ豆の日」には加茂水族館や庄内空港で試食イベントを行うなどPRを予定している。
最後に生産者の佐藤康弘さんが産地確立に向けてのスローガンを読み上げ、一致団結して組織強化を図り、安全で日本一おいしい「だだちゃ豆」を消費者に届けることを確認した。
あいさつする加賀山専門部長
あいさつする保科組合長
協議事項を確認する生産者たち