「SEADS(シーズ)」の入校体験会を受け入れ
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7月28日、座学と実践研修で担い手を育てる鶴岡市立農業経営者育成学校(愛称「SEADS」=シーズ)の入校体験会が行われ、体験希望者や関係者など約15人が参加した。
同体験会は、令和7年度入校研修生の募集にあたり同市やSEADSについて知ってもらい、農作業や研修生活の体験の機会を提供する目的で企画された。
JA鶴岡は、圃場(ほじょう)での収穫体験や施設の見学を受け入れた。
収穫体験では、西沼の佐藤仁さんのビニールハウスで、ミニトマトの栽培方法や出荷の流れ、収穫のコツなどの説明を受けた後、収穫を体験した。
その後、同市覚岸寺にある北部集出荷場でだだちゃ豆の出荷のようすと同市白山にある「もんとあ~る」で店舗とバックヤードなどを見学した。
参加者からは実際の収益状況や施設の利用者数、産直での出荷の流れについてなどさまざまな質問が出された。
参加者は「実際に圃場や選果場を見学することができよかった。今後の参考にして、SEADSの入校を検討したい」と話した。
同校は行政、JA鶴岡やJA庄内たがわ、教育機関、民間企業の8社が連携して2020年4月に開校。研修開始から就農に向けた準備、営農開始後も経営安定化まで支援する。
ミニトマトのビニールハウスで話す佐藤さん㊥
共選施設について説明する佐藤宜男生産振興係長㊥
「もんとあ~る」について説明する鈴木大亮産直課長(右から2人目)