女性部員が伝統料理を生徒に伝授
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JA鶴岡女性部は2月7日、鶴岡市の県立鶴岡中央高校で伝統料理講習会を開いた。食文化が多様化する中、地域の郷土料理や伝統食などの食文化を次の世代へ継承しようと企画し、今回で8回目。
女性部員13人が講師を務め、同高校の総合学科家政科学系列食物系2年の生徒33人と一緒に、まいたけごはん、庄内風芋煮、ごぼうの甘辛煮、あさつきとえごの酢みそ和え、きなこ棒の5品を作った。
女性部副部長の佐藤雪子さんが料理の作り方を説明後、班ごとに分かれ調理を開始。
庄内の伝統食材である「えご」を使った「あさつきとえごの酢みそ和え」では、生徒から「初めて見る食材だ」と声があった。各班に女性部員がつき、各料理ごとにちょっとしたひと手間を加えることを伝えながら、和気あいあいと調理を進めた。
昔ながらの作り方を学んだ生徒からは「初めて触れる食材、初めて作る料理だった。まいたけごはんの炊きあがる匂いが美味しそうだった」との感想が聞かれた。
作り方を説明する女性部員(左)
鶴岡の伝統の味が完成