SEADS第4期生 就農計画発表会

読了までの目安時間:約 2分

 

3月6日、鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS(シーズ)」の令和6年度就農計画発表会が千安京田の同校で行われた。SEADS研修生や実習受入農家、関係機関など約40人が参加した。

今年度修了する4期生7人がSEADSで実習や座学など2年間学んだことを通じ、自身の就農計画を紹介した。入校のきっかけや水稲・野菜・果物などの生産品目、作業時間や収支計画などを説明。4月からはそれぞれが鶴岡市、庄内町、三川町に就農する予定だ。

Uターンして就農予定の大角暁人さん(46)は大山地区でサトイモ・ミニトマトをメインに取り組み、将来的には園芸作物の規模拡大や水稲にも挑戦する。

大角さんは「サトイモ・ミニトマトで安定生産を定着させ、栽培技術の向上や地域の方々から信頼される農業者を目指す。ゆくゆくはハーブなどの香草の栽培も検討している」と話した。

また、同じくUターンで就農予定の今井達夢さん(27)は西郷地区でメロン・ミニトマト・ブロッコリーを栽培に取り組む予定。

今井さんは「大好きな庄内・鶴岡でたくさん支えてもらい、今度は自分が支える存在になりたい。今後はSNSでの農業PRや多業種とのコラボレーションなど多角的な視点からチャレンジしたい」と意気込みを語る。

JA鶴岡は新規就農される方に営農指導、設備投資や資金繰りなどの経営面についてもサポートしていく。

 

4期生の大角さん

4期生の今井さん

 

 

topics

この記事に関連する記事一覧