SEADS(シーズ)の入校体験会を受け入れ
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7月27日、座学と実践研修で担い手を育てる鶴岡市立農業経営者育成学校(愛称「SEADS」=シーズ)の入校体験会が行われ、体験希望者や関係者など13人が参加した。
同体験会は、令和8年度入校研修生の募集にあたり同市やSEADSについて知ってもらい、農作業や研修生活の体験の機会を提供する目的で行われている。
JA鶴岡は、圃場(ほじょう)での農作業体験や施設の見学を受け入れた。
農作業体験では、西沼の佐藤仁さんのビニールハウスで、ミニトマトの栽培方法や出荷の流れ、収穫のコツなどの説明を受けた後、収穫を体験した。
その後、同市茨新田にある西郷選果場でメロンの出荷のようすと同市白山にある「もんとあ~る」で店舗とバックヤードなどを見学した。
参加者からは、地理的な問題による作物への影響や産直における品目選定についてなどさまざまな質問が出された。
参加者は「農業を学べる場所がある事を今回初めて知り参加し、実際に圃場などを見学できてよかった。参考にして、SEADSの入校を検討していきたい」と話した。
同校は行政、JA鶴岡やJA庄内たがわ、教育機関、民間企業の8社が連携して2020年4月に開校。研修開始から就農に向けた準備、営農開始後も経営安定化まで支援する。
ミニトマト栽培について説明する佐藤さん(右から2人目)
西郷選果場も見学!
もんとあ~るについて説明する衣川希主任(右奥)