2025年度だだちゃ豆精算報告会を開く

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JA鶴岡だだちゃ豆専門部は11月18日、特産のエダマメ「だだちゃ豆」の2025年度精算報告会を鶴岡市の農業振興センターで開いた。生産者、JA役職員、市場関係者など約90人が出席した。

加賀山雄専門部長は「今年は降雨が少なく不安な年だったが、皆さまのご尽力で平均反収も330㌔という成果を成し遂げることができた。また、種子の確保についても順調とのことで感謝申し上げる。来年は今年よりも1㌜でも多くの出荷をお願いしたい」とあいさつした。

早生品種では着莢数が多く高品質で大きな端境なく出荷できたが、「白山」「晩生甘露」は8月上中旬の降雨により目玉症状や莢汚損症などが多発してしまった。

全体の集荷量は621㌧で前年比145%となり、7月の乾燥対策で潅水を実施した成果が見られた。

保科亙組合長は「今年も大変な天候ではあったが、3年ぶりに良い数字を残せた年だと喜んでいる。『だだちゃ豆』は日本のトップブランドであり、全国の枝豆を牽引してきた存在。そのことを思い起こして、トップブランドで歩き続けるために味はもちろん、量をキープして出荷してほしい」と呼び掛けた。

市場関係者からは、数量・品質の安定や出荷量の情報提供、選果・選別の徹底をお願いしたいとの要望が出された。

26年度に向けた生産対策では、優良種子の選別や気象変動に応じた排水対策、生産面積の維持に取り組むことを確認した。

同時に高温少雨対策技術について、庄内総合支庁産業経済部農業技術普及課の白田純也指導員を講師に迎え、研修会も開かれた。

あいさつする加賀山専門部長

あいさつする保科組合長

研修会も開催されました。

 

 

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