第27回花き振興部会通常総会を開催

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花き振興部会は2月29日、第27回総会を東京第一ホテル鶴岡で開き、部会員や関係者ら70人が出席しました。
佐藤克久部会長はあいさつで「今年度新たに取り組んだトルコギキョウ、冬期球根品目などの2日前販売は評価できるものだった。その半面、集荷対応が繁忙などの課題も見つかった」と今年度を総括、さらに「新規や世代交代した会員が多く見られる。講習会などで全体的なレベルの底上げを図っていきたい」と話しました。

2日前販売では、情報が早く入ることで事前のオーダーに対応できるなどの成果が確認できました。

市場からは、「鶴岡産花きは長期間出荷ができて消費者ニーズに対応できている。品質面も高い」などの評価が報告されました。

27年産花き全体の概況は、好天候や高単価などの要因から販売額が前年対比102%の5億5千万円となりました。

28年度は販売額5億8千万円を目標とし、ロスをなくした安定出荷や講習会などによる栽培技術の向上、2日前販売の全品目実施、新規生産者拡大に向けた活動、女性部会員の支援などに取り組む計画が承認されました。

また研修では「2日前販売の成果と課題」をテーマに、株式会社フラワーオークションジャパン常務取締役の佐無田仁氏より2日前販売の総括の講演を、「健全な土壌には健全な花が咲きます」をテーマに、デンカ株式会社技術顧問の杉田氏より土壌病害対策の講演を行っていただき、研鑽を深めました。

花き振興部会②

市場動向と2日前出荷のポイントを学ぶ
花き振興部会③

28年度の役員があいさつ

 

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