第4回 若手農業者研修会を開催
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JA鶴岡は、今年度4回目となる「若手農業者研修会」を3月14日にJA鶴岡本所で開き、管内の若手農業者と役職員16人が参加した。
今回は、当JAの米穀畜産課営農指導係菅原隼希より、「平成30年以降を見据えたJA鶴岡産米の生産・販売戦略について」と題した講演を行った。
講演の中で今後業務用米の需要が増える傾向にあることから業務用米と家庭用米のニーズを見極めた品種導入や販売戦略の一つとして住友化学と提携し「つくばSD1号」が全量買い取りされる生産受託方式を説明した。
「世の中では脱コメ・園芸振興という言葉が飛び交っているが、JA鶴岡はコメでも戦う。売れる米、それが皆さんの生産する鶴岡産米だ。米は園芸に負けていない、鶴岡産米は全国トップクラスと確信している。2018年から仕掛けては遅い。今年から売れる米づくりを」と伝えた。
生産だけでなく販売状況も知ることで売れる米づくり指導ができると考えている事や、積極的にスーパーでの販促キャンペーンに参加していることなども伝えられ、参加者は熱心に聞き入っていた。
この研修会は、今後の地域農業を担う若手農業者を対象に「生産・販売・経営」に関する研修会を開きJAへの理解と参画を推進し、参加者同士の親睦や連携を図ることを目的とし今年度は、現地研修、庄内の稲作についての研修、組合長との意見交換会を開いた。
熱心に聞き入る参加者