第2回あぐりセミナー 夏バテ予防レシピの調理を学ぶ
JA鶴岡は7月10日、第2回あぐりセミナーを鶴岡市農村センターで開き、市民19人が参加した。野菜ソムリエプロの鐙谷(あぶみや)貴子さんを講師に迎え、「庄内産野菜を使った夏バテ予防レシピ」と題して調理実習を行った。
今年コロナウイルスが第5類に移行したことから活動の幅が広がり、あぐりセミナーでは約4年ぶりに調理実習を行った。
参加者は先生の指導のもと、庄内産の夏野菜をふんだんに使って、夏野菜のカレーパエリアやズッキーニのチーズピカタ、モロヘイヤとトマトと卵のスープなど8品を作った。
参加者は、「今日のレシピはとても参考になった」「いつも同じ味付けになってしまいがちだが、教えてもらったポイントをさっそく普段の食事に取り入れたい」と話した。
「JAの時間」では職員が、市民を対象とした「あぐりスクール」「あぐりセミナー」などの生活文化事業を紹介した。
参加者に説明する鐙谷先生㊧
夏野菜をたっぷり使った料理完成しました♪
だだちゃ豆収穫体験イベント2023開催のお知らせ
鶴岡の特産「だだちゃ豆」を畑で収穫するイベントを全2回開催します。
ベテラン農家が作業をお手伝いしますので、どなたでもお気軽にご参加ください。
【開催日】
①2023年8月5日(土) / 受付時間:午前7時30分~10時
②2023年8月19日(土) / 受付時間:午前7時30分~10時
※ご予約は不要です。
【イベント内容】
・だだちゃ豆の圃場で10株を収穫いただき、枝から莢をもぎとります。枝付きのままお持ち帰りいただいても結構です。
・どなたでもご都合の良い時間にご来場できます。
・農家の方が作業をサポートします。
・開催日ごとに異なる品種を収穫できます。
【体験料】お一人様 1,000円(税込)※だだちゃ豆10株収穫
【イベント会場】
受付場所:布目公民館
所在地:〒997-0851 山形県鶴岡市布目27−2
体験圃場は公民館に隣接しており、お車でお越しいただけます。
【お問合せ先】
JA鶴岡 中央支所(阿部)
電話:TEL0235-22-2460 / 担当直通: 070-6955-3441
【実施団体】
農事組合法人大泉フェローズ
1日農業バイトアプリ「daywork」研修会を開く
JA鶴岡は7月4日、農業振興センターで1日農業バイトアプリ「daywork(デイワーク)」生産者向け研修会を開き、アプリに関心をもった管内の組合員6人が参加。アプリのインストール方法や基本的な使い方などを学んだ。
JA職員が講師を務め、県内でのアプリ活用状況などを説明し、高いマッチング率になっていること、若い世代の利用が多いことやアプリの操作については、参加者自身のスマートフォンにアプリをインストールしながら、初期設定の方法や仕事の募集方法、アプリを利用する上での心得を説明した。
職員は「1日単位の募集だが、求職者からまた働きたいと思ってもらえるような、対応・環境づくりをして求職者からリピーターになってもらえるよう努めてほしい」と伝え、アプリの活用を促した。
参加者は「忙しい時期の人手確保に活用したいと思った。アプリを使いこなせるか心配だが、1回手伝いに来た人がリピーターがとなってくれることを希望する」と話した。
この講習会は、特産のエダマメ「だだちゃ豆」に関する求人が増える時期にあわせ研修会を企画し、今年で3回目。
JA鶴岡管内では、2023年1月~6月下旬まで生産者15人が83件の仕事の求人を出し、約170人の募集人数に対して219人の応募があった。マッチング率は87㌫。
基本の操作方法を学んだ
各種商品を取りそろえ サマージャンボフェア2023開催
JA鶴岡は7月1日、鶴岡市白山地区のJAすまいるプラザ・中央センター周辺で、サマージャンボフェア2023を開いた。
会場には、トラクタなど各種農機や、フェア限定価格の車、4K対応テレビなどの各種家電、ガス器具、仏具、寝具などの生活関連用品も多数展示。219世帯が訪れ、多くの人でにぎわった。
給油所3店舗はガソリンなどの特価販売でフェアを盛り上げた。
経済部の大井欣哉部長は「今年はコロナ制限が5類へと移行した状況の中、飲食関連企画を一部実施するなど、多くのお客さまが足を運んでくれた。今後はお祭り企画の復活などさらに組合員に魅力あるフェアで盛り上げていきたい」と述べた。
【各展示会場の様子】
家電
自動車
農機
出店
中央支所組合員交流会で110人が交流
JA鶴岡中央支所は6月30日、ベルナール鶴岡で4年ぶりとなる組合員交流会を開き、組合員やJA役職員など110人が参加。
実行委員長の伊藤淳代表理事専務は「新型コロナウイルス感染症により開催を見合わせていたが、4年ぶりに組合員の皆さまと交流できる機会を設けることができたことを感謝している。今日はぜひ楽しんでいってもらいたい」とあいさつした。
同地区生産組合長会会長の齋藤顯さんが乾杯の音頭をとり交流会を開始。アトラクションでは、かたばみ太鼓保存会が「かたばみ太鼓 酒井の太鼓」など2曲を演奏し会場を盛り上げた。抽選会も行われ、会場は大いに盛り上がり参加者は交流を深めていた。同支所総代代表の池原扇さんが閉会のことばを述べ2時間余りの交流会を閉じた。
乾杯
かたばみ太鼓
大盛り上がりの抽選会
交流を楽しんだ
稲作展示圃現地研修会を開く
鶴岡地域良質米生産推進協議会は6月27日、稲作展示圃(ほ)現地研修会を開いた。鶴岡市、生産者、JA鶴岡などの関係者42人が参加し管内3カ所の圃場を巡回した。肥料高騰対策として化学肥料を抑え、単肥と鶏フンで窒素・リン酸・加里を施用した「はえぬき」の圃場では、栽培経過と資材費の抑制による慣行栽培との収益の違いについて説明した。
6月上旬の強風から稲体保護のため湛水(たんすい)管理を行う圃場が多く、茎数の増加が鈍い圃場も一部散見されたが、その後のこまめな水管理で生育は回復傾向となっている。6月20日時点の生育状況は、平年対比で草丈がやや長く、茎数が並み~やや多く、葉色が並み~やや濃い状況。茎数が確保できた圃場より順次中干しに移行しており、今後予定されている分施巡回では適期適量の穂肥の実施、登熟を意識した水管理(間断灌(かん)水等)を重点的に呼びかけ、併せてケイ酸資材の重要性を周知していく。
巡回後の検討会で伊藤淳専務は「展示圃3カ所を巡回し生産者の肥培管理に感心した。もう1カ月すると出穂をむかえるので、皆さんの技術を結集して緊張感を持って対応していただきたい」と述べた。
「はえぬき」の展示圃を確認する参加者
生育調査する耕種指導係
第1回あぐりセミナー 鶴岡産の花でフラワーアレンジメントに挑戦
JA鶴岡は6月26日、今年度第1回となるJAあぐりセミナーを鶴岡市農村センターで開いた。市民ら13人が参加した。市内で「花蔵」を営む三浦淳志さんを講師に迎え、鶴岡産の花を使ってフラワーアレンジメントを楽しんだ。
同JAの花き振興部会が生産した同市産の白、ピンクのトルコギキョウとひまわりのほか、カンパニュラなど7種類の花を使用。参加者は花の色や向きなど配置のバランスに注意しながら、1本1本丁寧に挿して素敵な作品を仕上げた。
参加者は「思っていたよりも難しかったけど、とても楽しい時間を過ごせました」と話した。
「JAの時間」では、職員がJAの事業や地域貢献活動について紹介し、JAバンクの利用や直売所での買い物などが農家の応援につながることを説明した。
あぐりセミナーは今年度5回の講座を予定している。
三浦さん㊧からアレンジの説明を聞く参加者
三浦さん㊧からアレンジのアドバイスを受ける参加者
鶴岡産のひまわりとトルコギキョウを使いました♪
子ども食堂へ農産物をプレゼント
JA鶴岡は6月23日、鶴岡市日吉町にあるJA本所で、山形県母子寡婦福祉連合会鶴岡市母子会の大滝美恵子会長に地元産のサクランボを贈呈した。
本取り組みはJAグループ山形の「子どもの居場所づくり」をサポートするプロジェクトの一環として行っており、旬の農産物を贈っている。
贈呈式では、JAの伊藤淳代表理事専務が、同会の大滝会長へサクランボ「佐藤錦」を手渡した。このほか、ミニトマト、キュウリをプレゼントした。
大滝会長は「今が旬のサクランボをいただきとてもありがたい。さっそくみんなでいただきます」とうれしそうに話した。食材は、同市総合保健福祉センター「にこふる」で開催される「鶴岡こども食堂」で使用される。
サクランボを贈呈する伊藤専務㊧
ヴァイオリンの音色にうっとり 女性部「ふれあい研修会」
JA鶴岡女性部は、6月24日、東京第一ホテル鶴岡で「JA鶴岡女性部ふれあい研修会」をフレッシュ・輝き・虹の3部会合同で開き、部員・関係役職員ら約110人が参加した。
女性部の渡部優子部長は「これから農家にとっては忙しい時期に入るが、ヴァイオリンの音色を聴き、おいしい食事を食べてリフレッシュしてほしい」とあいさつ。
第1部は、千葉県出身のヴァイオリニストの竜馬さんが「ヴァイオリニスト竜馬ライブ〜1音1音に命を込めて〜」と題し、「ハナミズキ」や「糸」、大河ドラマ「龍馬伝」のオープニングテーマ曲などのほか、首里城復興支援ソングの「SYURI NO UTA」などオリジナル曲もあわせて十数曲を披露。
参加者からは「ヴァイオリンの深く優しい音色に感動。とても心に響く演奏を聴き、日々の疲れが癒やされた」との感想が聞かれた。
第2部「地産地消ディナー」では、JA鶴岡ファーマーズマーケット「もんとあ~る」の農産物をふんだんに使い、ホテルのシェフが創作した料理がふるまわれた。参加者は、部員同士の交流を楽しみながら、地元産食材のおいしさに舌鼓を打った。
ライブ(ヴァイオリニスト竜馬さん&ピアニスト真島聡史さん)
特産のメロンをプレゼント
地産地消ディナー
良品トマト出荷に向け規格確認
JA鶴岡ハウストマト専門部は6月22日、JA鶴岡北部集荷場で生産者10人が参加して大玉トマトの目揃い会を開いた。
ハウストマト専門部の若生一雄専門部長は「これまでの努力の結果が実る時期がくる。みんなで力をあわせて、高品質なトマトを多く出荷できるようお願いしたい」とあいさつ。
JAの園芸指導係がサンプルを示し、等級別に品質や形 状、色合い、果実サイズ、箱詰めの注意点を説明。カラーチャートを示しながら、出荷時は6割着色を基本とするよう呼び掛けた。
JAの販売担当者は「安定した品質・出荷により有利販売につなげていくので、着色に注意し適期収穫をお願いしたい」と伝えた。
専門部では、12人が「りんか409」を中心に作付けしている。収穫・出荷は7月中、下旬に最盛期を迎え、9月ごろまで集荷が続く。
サンプルを見ながらトマトの出荷基準を確認する生産者