園児とサツマイモの苗を定植 青年部北支部

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡青年部北支部は5月30日、鶴岡市播磨で栄保育園の園児20人とサツマイモ苗を定植した。今年は「紅はるか」「シルクスイート」「紅あずま」の3品種300本の苗の定植に挑戦した。

事前に青年部員が畑作りを行い、園児が作業しやすいように準備した。

はじめに青年部員が苗の植え方の手本を見せながら説明。園児らは丁寧に土を掘り苗を植え、やさしい手つきで土をかぶせた後に「おいしいサツマイモができますように」と水をかけた。

青年部の鈴木俊将さんが「秋に収穫するまでサツマイモの様子をみてほしい」と話すと、園児たちは「はーい!」と大きな声で返事をした。

サツマイモは秋に園児たちが収穫し、保育園の食事で提供される。

 

青年部員と一緒に苗を定植

 

みんなで上手に植えました

 

サツマイモおおきくなーれ!

 

 

 

topics

松浦敏さん 旭日単光章を受章

読了までの目安時間:約 1分

 

鶴岡市小淀川の松浦敏さん(75)が2023年度春の叙勲で旭日単光章を受章した。5月12日に農林水産省で行われた伝達式にて叙勲を受け、皇居宮殿の豊明殿で天皇陛下に拝謁(はいえつ)した。

松浦さんは農事組合法人大泉フェローズの設立に尽力し、15年から21年までおよそ6年間代表理事を務めた。設立時の構成員数は80人、受託面積は230.5㌶で米、大豆を栽培。

受章については「多くの地域の先輩、行政からの指導を受けて地域農業が大事であると学んだ。山形県や鶴岡市の組織に携わり歩んできた長い道のりの結果、この受章につながった。各関係機関の方々に感謝申し上げたい」と話した。

また″定年なき専農我にあり”を胸にこれからも農業を続けていきたいと決意を新たにした。

「旭日単光章」を受章した松浦敏さん

 

topics

青年部員が野菜苗の定植を指導

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡青年部は5月23日、鶴岡市の児童養護施設「七窪思恩園」で児童と野菜の苗を定植した。

青年部員12人が参加し、トラクターと管理機で畑を耕した後、マルチを張り、児童が作業しやすいように事前に畑づくりを行った。

児童らは「これは何の苗」、「どうやって植えるの」など質問しながら、青年部員と一緒に、トマトやきゅうり、だだちゃ豆など20品目、約200本の苗を1本ずつていねいに植え付けた。

今後は、児童が毎日の水やりなど日々の管理を行い、成長していくようすを観察。青年部員は支柱やネット張りなど、児童だけでは難しい部分の手助けを行う。

収穫した野菜は、同施設の食事で児童らに提供されるほか、青年部員らと一緒に収穫感謝祭で味わう予定。

青年部の今野聡委員長は「青年部員の協力のおかげで野菜苗の定植作業も10年という節目を迎えることができた。夏には収穫感謝祭を企画しているので、たくさん収穫できるよう児童たちには日々の管理を頑張ってもらいたい」と話した。

例年5月に、次代を担う子どもたちに食と農の大切さを伝えることを目的に企画しており、今回で10回目。

青年部員が協力して畑作りを行った

青年部員と野菜の苗を植える児童

食と農の大切さを伝えた青年部員たち

 

topics

きらめきカレッジ開校 手びねりの陶芸を楽しむ

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡は5月23日、鶴岡市の農村センターで女性大学「きらめきカレッジ」を開校した。8期生と今年入学した9期生10人の計18人で陶芸体験に挑戦した。

松岡窯陶芸教室「陶の蔵」代表の下妻さき子さんと下妻彬夫さんを講師に迎え、手びねりで抹茶碗と和菓子を置く小皿を作った。作品は先生の窯元で焼き、9月に受講生に届けられる。

受講生は「時間を忘れ夢中になれてとても楽しかった。作品の出来上がりが楽しみ」と話した。

副学長の五十嵐京子理事は、「大学というと堅苦しいイメージだが、和気あいあいと楽しい時間が過ごせるカリキュラムになっている。2年間一緒に楽しみましょう」とあいさつした。

「JAの時間」では、職員がJAのさまざまな事業や地域貢献活動について紹介し、産直「もんとあ~る」やJAの給油所など身近な事業を利用してもらうことで農家・農業の理解にもつながることを説明した。

きらめきカレッジは2年間を1期とし、全10回の講座を予定している。

 

受講生に挨拶する副学長の五十嵐理事

 

受講生に説明する下妻先生

 

下妻先生㊥に教わりながら陶芸体験

 

 

 

topics

キュウリ最盛期前に規格確認

読了までの目安時間:約 1分

 

JA鶴岡大山園芸振興部会ハウスキュウリ班は5月23日、鶴岡市のJA北部集荷場でキュウリの目揃い会を開いた。生産者とJA職員ら約10人が参加。

JAの販売担当者は、市況や小売店での販売状況、加工品会社での利用状況や他産地の出荷状況などを伝え、生産者と出荷規格を検討した。生産者はサンプルを手に取り、太さや長さ、色、曲がりなど規格を確認した。

JAの園芸指導係は「小まめな管理で病害虫の発生に注意し、ハウス内湿度の管理に気をつけてほしい。食味重視の出荷をお願いしたい」と呼びかけた。

木村君雄班長は「これから出荷の最盛期を迎える。高品質なものを安定的に出荷できるよう頑張ろう」と話した。

出荷は、昨年並みの5月3日から始まり、7月まで続く。

出荷サンプルを確認する生産者

 

topics

金融推進大会を開催

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡は5月20日、鶴岡市の農村センターにJA役職員82人が集結して金融推進大会を開いた。信用・共済事業の表彰や推進方策について確認を行い、全員で頑張ろう三唱をして目標達成を誓った。

佐藤茂一組合長は「コロナも5類に移行し、ようやく金融推進大会を元の規模で開催できるようになった。当JA管内のすべての農作物が豊作となり、高単価になることが目標達成につながる。各部署が連携し、職員全員がともに助け合い創意工夫して頑張ってもらいたい」とよびかけた。

信用部門は、利用者の利便性向上のためネットバンク・アプリの利用を推進、営農・経済部門との連携した提案活動、若年世代の融資の利用拡大に取り組む。

共済部門は、ラブレッツを活用した複数同時提案の実践、「あんしんチェック」の目標を掲げ利用者の満足度の向上、Webマイページ登録の促進を図り顧客利便性の向上に取り組む。

がんばろう三唱する職員

共済目標達成ダルマに瞳を入れる佐藤組合長

 

 

topics

京田小学校の児童が田植え体験

読了までの目安時間:約 2分

 

鶴岡市立京田小学校の5年生21人は5月17日、学校脇にある5㌃の学校田で米「はえぬき」の田植えに挑戦した。農家とJA鶴岡青年部北支部、北支所職員が協力し児童に手植えの方法を教えた。

手植え体験の前に、田植え機を使った田植えを見学。田植え機が動き出すと児童からは「おおー!すごい!」と歓声があがった。

児童たちは、青年部の本間諭さんより苗を4~5本とって、十字の印がついているところにしっかりと植えていってほしいと教わり、苗を手に慎重に前に進みながら丁寧に植えていた。

児童からは「田んぼに足をとられて大変だったけど、楽しかった」、「初めての手植えは、想像よりも難しかった。秋の収穫も楽しみ」と笑顔があふれた。

今後は、稲の生育を観察しながら、秋には稲刈りの体験を行う。

 

稲を手に説明する本間さん

 

青年部員と一緒に手植えに挑戦

 

 

topics

豊穣祈願祭で豊作を願う

読了までの目安時間:約 1分

 

JA鶴岡は5月16日、鶴岡市の金峯神社で豊穣(ほうじょう)祈願祭を開き、JAの役職員ら約30人が参列した。

佐藤茂一組合長は、「JA鶴岡の豊作と農作業の安全を祈願した。今年はコロナウイルスが分類移行したため、国内外の人の動きが回復傾向にあり、農作物の需要と価格の高まりが期待できる。生産者にとっては、肥料や農薬などの生産資材の高騰が続き厳しい状況であるが、生産指導から販売まで職員一丸となり、販売高100億円を目指して総力を挙げて頑張っていこう」と呼び掛けた。

 

豊作と農作業の安全を祈願する役職員

 

topics

大泉小学校の児童が田植えに挑戦

読了までの目安時間:約 2分

 

鶴岡市立大泉小学校の5年生21人が5月16日、学校そばの水田で米「コシヒカリ」の田植えに挑戦した。JA鶴岡青年部大泉支部の部員や中央支所職員など9人が指導した。

田んぼを管理する木村元康さんが「苗を3~4本持ち、田んぼにつけた目印の線が十字に交差しているところにしっかりと植えて」と手植えの方法を説明。

児童は苗を手に、慎重に前に進みながら丁寧に植えていた。

田植え機の実演で、手植えとの違いを学んだ児童は「苗を手で植えていたら腰が痛い。昔の人たちは長時間この作業をしていてとても大変だと感じた」、「機械だと泥に汚れず、早くきれいに植えられて便利」と笑顔を見せた。

青年部の松浦雄太支部長は「天候にも恵まれ田植えを楽しんでもらえて良かった。子どもたちが食べ物の大切さを学ぶきっかけになればうれしい」と話した。
児童は、今後稲の生育観察を続け、秋には稲刈りを行う。

苗の植え方を指導する木村さん

田植えを体験する大泉小の児童

 

topics

月山高原牧場で入牧はじまる

読了までの目安時間:約 1分

 

鶴岡市羽黒地区にある庄内広域育成牧場(月山高原牧場)で16日、繁殖用に育てられている和牛の入牧が始まった。同市や酒田市、庄内町の畜産農家から和牛118頭が運び込まれ、JA鶴岡管内の5戸からは20頭が入牧した。
同牧場は標高約350㍍にあるので夏でも涼しく、また広大な敷地内は高低差があるので足腰を鍛えるのに適した環境となっている。入牧後には安全祈願祭が行われ、牛の健康と成長を祈った。
3頭を入牧させた同市森片の和牛繁殖農家、伊藤長市さんは「入牧の1カ月前から馴致を行い、放牧環境にスムーズに順応できるように準備をしてきた。豊かな自然の中で元気に過ごしてもらい、けがなく丈夫な子牛を産んでほしい」と話した。
春から秋までの期間、放牧し育てる「夏山冬里方式」は1976年から導入されている。今シーズンは32農家より134頭の放牧を予定しており、10月に下牧する。

牛をひく伊藤さん

 

topics