農機整備工場起工式

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JA鶴岡は3月22日、鶴岡市矢馳に新たに農機整備工場を建設するため起工式を行った。全農山形県本部の高橋幸紀副本部長、佐藤茂一組合長、伊藤淳専務、施工業者の代表者らが鍬入れなどの神事を行い、工事の安全を祈願した。

同工場は2022年の第50回通常総代会で承認された「支所・事業の再構築基本構想」に基づき、今月下旬より工事を開始。構造は鉄骨造りで、延床面積は事務所を含む工場棟が約707㎡、洗車場棟が約68㎡。場所は大泉CE(カントリーエレベーター)の西側にある堆肥舎と農機具格納庫の間に建設する。工事は今年12月に完了予定。

佐藤組合長は「近年の農機大型化への対応と、農機整備士の効率的な配置を実現するために建設する。断熱効果の高い資材を使用し職員の健康管理にも配慮した。完成した暁には組合員の所得向上と、JAの健全経営に寄与するものと確信している」と述べた。式には関係者ら約20人が出席した。

 

 

 

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農地集約のきっかけに

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JA鶴岡北支所は3月14日、農業振興センターで北地区農地集約事業研修会と意見交換会を開いた。組合員、農地利用最適化推進員など関係者38人が参加した。

研修会では、農地集約に向けた取り組みや農地の受委託契約について説明。鶴岡市農業委員会坂田英勝主査は、鶴岡市での面的な集約事例を紹介し、集約の必要性が高まっている事から担い手同士の話し合いや、先を見据え集落等に相談していることが大事と伝えた。

情報交換会では、集落単位で耕作者別に色分けされた図面を囲み、集約状況や課題を話し合った。参加者は、入り作者も含め集落に関係する農業者全体で話していく事や移動・作業効率を考慮した形で農地が集約できればなど多くの意見が出された。

生田真智子支所長は「集落の現状を把握しながら、集落の農地の方向性を考えてもらえれば」と話す。

農地集約に向けた取り組みについて説明をうける参加者

情報交換会では集約状況や課題を話し合った

 

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SEADS(シーズ)第2回修了式

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3月16日、鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS(シーズ)」の第2回修了式が千安京田の同校で行われた。2期生の20~40代の9人が2年間の研修を修了し、市内で農業や農業法人に従事する。

百瀬清昭校長は式辞で「肥料、生産資材、燃料の不足、価格高騰など、日本の農業はいま大きな岐路に立たされている。本校での学びを糧に創造性と柔軟性を携えて目標に向かって歩んでほしい」と激励した。

修了生を代表して青木麻衣さんが「研修を通して貴重な仲間と出会えたことは今後の人生の糧になると信じている。この2年間の学びを糧にこれからの農業人生を切り開いていく」と決意を述べた。

式にはシーズ研修生、来賓や関係機関の役職員ら約40人が出席した。

 

 

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女性大学「きらめきカレッジ」第9期生の募集について

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この度、JA鶴岡では女性大学「きらめきカレッジ」の第9期生を募集します。

 

「きらめきカレッジ」は、多分野の講座を仲間と楽しく学び、自分を磨くことで、

生活にちょっとした“きらめき”を与える場所です。

 

毎日、仕事に育児に頑張っている女性の皆さん!

今、自分の可能性を広げるチャンスです!

 

皆さまのご参加をお待ちしております!

 

これまでの活動はこちら(中段)

 

 

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直売所「もんとあ~る」全体会議

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産直課は3月10日、農村センターで直売所「もんとあ~る」の全体会議を開催した。出荷者のほか、五十嵐廣運営委員長ら産直運営委員、JA役職員ら約110人が参加した。

はじめに未来創造室の宮守徳弘室長が「支所事業の再構築基本構想と産直・もんとあ~るへの期待」と題して講演。その後、2022年度の取り組み報告および23年度に向けての協議のほか、10月から開始されるインボイスに関する説明や、出荷者表彰を行った。

出荷者表彰では、22年1月~12月末までの1年間の売上と前年同期間を比較し伸び率上位者3人を表彰。第1位に西郷地区の小笠原ゆみさん、第2位に大泉地区の吉住興一さん、第3位に湯田川地区の小田茂子さんが輝いた。特別表彰として90歳を超えてからも出荷を続け、長年産直事業に貢献してきた鶴岡地区の庄司清子さんを表彰した。

今年度は新型コロナウイルスの影響も減少し客足も回復傾向となり、野菜、果物、花きや加工品など直売所全体の販売実績は前年比102.8%増の9億1千万円で過去最高となる見込み。JA合併50周年イベントやSNSでの情報発信を積極的に行い魅力ある店舗づくりに努めてきた。

五十嵐運営委員長は「会員・スタッフの取り組みがお客様の支持と信頼を得て9億円を超える売り上げを達成できた。今後も頑張っていこう」と述べた。

 

 

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水稲種子14㌧温湯消毒作業始まる

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鶴岡市寺田にある大泉育苗組合の施設で、水稲種子の温湯消毒作業が行われている。作業は2日から始まり、作業員4人がローテーションを組んで日量約1.1㌧、今シーズンを通して、生産者52人分となる約14㌧を処理する。
温湯消毒は種もみを60度の温水に10分間浸し、消毒して病害の発生を防ぐもので、農薬を使用する方法よりコストが低い。同組合では農薬成分を減らした安全安心な米の生産、販売に向けて2012年から温湯消毒に取り組んでおり、大泉地区にある大泉カントリーエレベーターに搬入する米「つや姫」は、全量温湯消毒を行っている。
同組合の菅原一紀温湯管理主任は「温度管理や時間管理を厳しく行い、確実に消毒された種もみを生産者に届けたい」と話す。作業は20日ごろまで行われる。

温水から種子を持ち上げる作業員

 

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共済事務レベルJA鶴岡が上位独占

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大泉支所で3月8日、共済連山形が実施している2022年度の事務レベル伸長に向けた取り組み「事務レベル“事務保全ランキング”」の表彰式が行われた。最優積賞となる第1位に大泉支所、優積賞となる第2位に南支所、第3位に北支所が輝いた。3店舗には表彰状が贈られ、大泉支所の藤田亜紀金融次長が共済連山形の大沼貴彦事業部長から表彰状を受け取った。県下81店舗のなか、表彰された3店舗に加え、西郷支所、大山支所、金融本店、上郷支所の順で、JA鶴岡が上位7位までを独占した。

「事務レベル“事務保全ランキング”」は契約のペーパーレス割合やキャッシュレス割合のほか、当年度から解約・失効率を加えた9つの指標を同一尺度で評価を行うもの。22年8月~23年1月末までの期間における各指標の累積実績値に、各月で設定した重点実施項目について加算を行い順位を決定した。

藤田金融次長は「共済課の指導があっての結果。職員がモチベーションを保ちながら頑張ってくれたおかげだ」と喜びを語った。

大沼事業部長は「ペーパーレス、キャッシュレスの事務負荷軽減に日々積み重ねて取り組んでいただいた成果だ」と評価した。共済課の斎藤幸課長は「大泉支所は1項目を除き全て満点だった。ペーパーレス事務に積極的に取り組んでもらった結果だと思う」と話した。

 

 

 

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西郷砂丘畑振興会第61回通常総会

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JA鶴岡西郷砂丘畑振興会は3月3日、西郷支所で第61回通常総会を開いた。収支決算、事業計画、役員改選など4議案が承認された。
ネットメロンは6月の曇天・強風・低温の影響により露地は品質・出荷量に苦慮したが、ハウスは品質もよく大玉傾向で良好だった。出荷数量は昨年を下回ったが、単価は良好に経過し販売高は2年連続11億円を突破した。

ミニトマトは出荷数量は昨年並みとなったが、単価は良好に経過し販売高は過去最高の5億6千万円。今年度から取り組みに力をいれているサヤインゲンについては、9月に高温障害の影響を受けたものの、品質は良好で安定した販売単価となった。

水害対策事業では平成26年から進めてきた砂丘畑における水害対策工事が3月末で完了となることが報告された。役員改選では、会長に佐藤重勝さん(西茨)、副会長に本間卓さん(千安京田)と田中善明さん(下川下)を選んだ。

 

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加工事業者研修会「チャレンジ!農産加工入門講座」

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JA鶴岡は3月2日、農村センターで加工事業者研修会を開き、組合員ら約10人が参加した。県庄内保健所生活衛生課の塩谷和幸主任薬剤師を講師に招き「チャレンジ!農産加工入門講座」と題して、加工事業を始めるにあたっての必要な手続き、施設基準、食品衛生管理などについて学んだ。

2021年6月に食品衛生法が改正し、食品産業の実態を踏まえ営業許可が必要な業種の見直しが行われた。またHACCPに沿った衛生管理の制度化にともない、食品等事業者を把握できるよう営業届出制度を創設。HACCPとは、原料の受け入れから製造、出荷までの工程において、食中毒などの健康被害を引き起こす可能性のある危害要因を化学的根拠に基づいて管理する衛生管理の手法だ。

塩谷氏は例を挙げながら「塩蔵品やカット野菜、切り干し大根などは営業許可ではなく届出が必要」と伝え、参加者は自身の取り組み状況における疑問点を活発に質問した。

 

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西目土砂災害復旧に向け市に支援金贈る

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JA鶴岡は3月1日、昨年12月末に鶴岡市西目で発生した土砂災害に対する支援金を鶴岡市に贈った。

市役所で行われた贈呈式には伊藤淳専務が訪れ、健康福祉部の佐藤尚子参事兼福祉課長に目録を手渡した。

伊藤専務は「被災された方々に心からお見舞い申しあげる。一日も早い復旧と平穏な生活に戻れるよう一助になればありがたい」と述べた。

佐藤福祉課長は皆川治市長のお礼を代読し「支援に感謝する。被災者、地域住民が一日も早く安心して暮らせるよう努力を続けていく」と伝えた。

佐藤福祉課長㊨に目録を手渡す伊藤専務

 

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