大玉トマト目揃い会を開く
JA鶴岡ハウストマト専門部は6月16日、大玉トマトの本格出荷を前にJA北部集荷場で目揃い会を開き、生産者約10人が出荷規格などを確認した。
園芸指導係が出荷サンプルを見せながら等級別に品質や形状、色合い、果実サイズ、箱詰めの注意点を説明。参加者は、サンプルを手に取って出荷基準を確かめ、選別を徹底、統一することを確認した。
販売係は「高品質な東北産のトマトは単価が良く順調なスタートを切れた。一箱でも多くの出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。また市内の学校給食センターにも納品を予定していることを伝えた。
専門部では、トマト「りんか409」を主に13人が作付している。出荷は7月中・下旬に最盛期を迎え、9月ごろまで続く見込み。
笑顔あふれるコンサート 女性部「ふれあい研修会」
JA鶴岡女性部は6月12日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で「JA鶴岡女性部ふれあい研修会」を開いた。酒田市出身の歌手・白崎映美さんを招いたコンサートに、女性部員・JA役職員ら約120人が出席した。
渡部優子女性部長は「久しぶりの女性部事業に大勢の部員の皆さんから参加いただけてうれしい。これから一段と忙しい時期を迎えるが、今日は大いに楽しんでください」とあいさつした。
白崎さんは、現在、ソロライブの他、2011年の東日本大震災を経て〝東北さいい事来―い!”と結成したバンド「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」、そして、地元酒田市にある東北最後の「グランドキャバレー白ばら」を盛り上げようと結成した「白崎映美&白ばらボーイズ」でのライブの他、レギュラーで山形新聞でのコラムの掲載、そして、TV、映画、舞台にも出演されている。
コンサートでは、スタジオジブリ「平成狸合戦ぽんぽこ」映画音楽の「いつでも誰かが」や山形民謡「最上川舟歌」、酒田弁シャンソン「群衆 La Foule」などを披露。
参加者からは「ラジオで聞いている声もすてきだが、やっぱりライブは最高。白崎さんのパワフルな歌声とネイティブな庄内弁がすばらしかった」との感想が聞かれた。
白崎さんのトークと歌声に大盛り上がりのコンサート会場
サクランボ「佐藤錦」目揃い会を開く
JA鶴岡サクランボ専門部は6月15日、本格出荷を前にJA北部集出荷施設でサクランボ「佐藤錦」の目揃い会を開いた。
生産者7人が参加して、サンプルを参考に着色や玉ぞろい、出荷時の注意点などを確認した。
今年の収量は昨年に比べ多く、平年並みの見込み。生育は順調で品質も良好だが、「低温と降雨による過湿によって、佐藤錦で実割れが発生している。選別をしっかりとお願いしたい」と園芸指導係が注意喚起した。
サクランボの出荷は6月下旬をピークに7月中旬まで出荷を予定している。
ネットメロン生産者大会3年ぶりに開催
西郷砂丘畑振興会とJA鶴岡ネットメロン専門部は6月14日、茨新田にある西郷選果場で3年ぶりにネットメロン生産者大会を開いた。生産者139人と関係者が参加し、集荷取り扱い対応、消費地情勢報告、販売への取り組みについて協議した。
同振興会の阿部栄喜会長は「登録数量以上の出荷となるよう最後まで肥培管理の徹底をお願いしたい。市場関係者には、情報を的確に伝えながら産地一丸となって安心・安全の高品質メロンを出荷するので、1円でも高い有利販売をお願いしたい」と述べた。
販売への取り組みでは、園芸特産課の神尾勇弥課長が昨年以上の高単価を狙い商談を重ねていることを報告。また、鶴岡産メロンを広く周知するため、横浜駅構内でのビッグポスターの掲示、店頭キャンペーンなどの販売にも取り組むことを説明した。
2020年度までの2年間、振興会会長を務めた佐藤秀一さんに感謝状を贈った。最後に生産者の梅木清治さんが産地発展に向けてのスローガンを読み上げ、高品質メロンの栽培と組織強化に向け一丸となって取り組むことを確認した。
ネットメロン初出荷式 甘くてジューシーなメロンを全国へ
JA鶴岡は6月6日、鶴岡市のJA西郷選果場で特産ネットメロンの初出荷式を開いた。
箱詰めされたハウス栽培のメロン「アンデス」426㌜(5㌔入り)が運び込まれた。糖度や品質の検査が行われ、生産者はトラックからメロンを丁寧に下ろし、出荷レーンへ乗せていった。
4月に発生した霜の影響もなく、天候にも恵まれ生育は順調だ。糖度も十分で良好に仕上がっている。
佐藤茂一組合長は「今年も無事に初出荷を迎えることができた。肥料や農薬の価格が高騰しているが、値上げ分を農産物の価格へ転嫁することは難しい。再生産へ繋げ販売単価を確保し、農家のモチベーションを維持するためにも国、県、市に支援を要請している。関係機関にも支援をお願いしたい」と述べた。
JAネットメロン専門部の佐藤重勝専門部長は「5月の天候に恵まれ糖度も十分。甘くておいしいジューシーなメロンができた。消費者には家族団らんで食べてもらいたい」と話した。
同JA西郷地区では庄内砂丘を利用したメロンの栽培が盛んだ。品種は「アンデス」のほかJAオリジナルの「鶴姫メロン」、「鶴姫レッドメロン」があり、同専門部では約115㌶で栽培している。
6月下旬より本格的な出荷を迎え、7月をピークに8月の上旬まで全国へ出荷される。毎年営業している同選果場脇にあるメロン直売所は、6月25日からオープン予定。
初出荷式には関係者約50人が参加した。安全祈願祭の後、JA代表者らがテープカットをして、関東地方を中心とした市場に向けてトラックが出発した。
きらめきカレッジ開校 家庭菜園講習&梅酒作り
JA鶴岡女性大学「きらめきカレッジ」が6月4日、鶴岡市農村センターで開校した。
6・7期生19人と、新たに加わった8期生8人の計27人が、家庭菜園と梅酒・梅ジュース作りを学んだ。
家庭菜園講座では、プランターに園芸土と肥料を入れ、オクラの苗を植えた。参加者はJAの指導員から、今後の管理や収穫のポイントを学んだ。
自家製梅酒や梅ジュース作りも体験。青梅のへたを1つ1つ取り除き、数カ所穴を開け、氷砂糖と焼酎を入れて完成させた。梅ジュースは約10日後、梅酒は約3カ月後に完成予定だ。
受講生は「プランターで野菜を育てるのが初めてなので成長が楽しみ」「梅酒が思っていたより簡単にできたので家でも作ってみたい」と話した。
同カレッジは、管内の20~50代を対象に2年1期で全10回の講座で学び、自分を磨くことを目的に2015年に開校。
学長の佐藤茂一組合長は「さまざまな内容のカリキュラムになっているので、楽しみながら受講生同士交流していただき、ぜひJAの事業も利用してほしい」と呼びかけた。
「JAの時間」では、職員がJAの事業や理念、地域貢献活動などを紹介した。
プランターにオクラの苗を植えました
梅酒作りで青梅に穴をあける受講生
完成した梅酒を手に笑顔の受講生
青年部北支部が園児とサツマイモの苗を定植
JA鶴岡青年部北支部は6月2日、鶴岡市播磨で栄保育園の園児15人とサツマイモ「紅はるか」の苗を定植した。
事前に青年部員が畑を耕し、マルチを張るなど児童が作業しやすいように畑づくりを行った。
はじめに青年部員が苗の植え方を説明。園児らは丁寧に土を掘り、280本の苗を1本1本手植えし、やさしい手つきで土をかぶせた後「おいしいサツマイモができますように」と声を掛けながら水をかけた。
秋には収穫体験を行い、保育園の食事で提供される。
園児に苗の植え方を教える青年部員
みんなで楽しく植えました
おいしいサツマイモができますように!
青年部南支部が大豆の種まきを指導
JA鶴岡青年部南支部は6月1日、鶴岡市我老林で市立斎小学校の3年生に播種(はしゅ)機を使った大豆の種まきについて教えた。
児童は、消毒と鳥からの食害を防ぐためピンクの薬が塗られた大豆 「エンレイ」の種が入った播種機を力いっぱい押し、種をまいた後、丁寧に土を掛けた。
児童は「思ったよりも機械をまっすぐに押すのが難しかった。疲れたけど楽しかった」と笑顔を見せた。
南支部長の菅原祥太さんは「楽しみながら農業体験をしてもらえた。作物ができるまでの過程を学ぶきっかけになればうれしい」と話した。
今後、児童と青年部と農事組合法人IWCが協力して圃場を管理し、10月に収穫し納豆や豆腐などにして食べる予定。
同日、管内特産のエダマメ「だだちゃ豆」の種もまき、9月上旬に収穫し、ゆでて味わう予定。
大豆について説明する菅原さん(右)
力いっぱい播種機を押す児童ら
青年部上郷支部が園児と野菜苗を定植
JA鶴岡青年部上郷支部は5月30日、鶴岡市みずほにある支部長の五十嵐亮さんの圃場(ほじょう)で上郷保育園の園児26人と野菜の苗を定植した。
青年部員4人が参加し、トラクターで畑を耕した後、畝を作り、植えやすいように苗を並べるなど園児が作業しやすいように事前に畑づくりを行った。
はじめに五十嵐さんが土に穴を掘り、苗の根を土の中に入れ、土をかぶせる動作を実際に行いながら苗の植え方を説明。
園児らは、青年部員に教わりながらエダマメ「白山」とサツマイモの苗を「おおきくな~れ」と声を掛けながら 丁寧に手植えした。
参加した園児は「暑かったが、苗をたくさん植えるのは楽しかった。早く食べたい」と笑顔を見せた。
五十嵐さんは 「散歩などで畑の前を通ったらエダマメの成長の様子を見てほしい」と話した。
8月下旬頃には収穫体験を行い、 保育園の食事で提供される予定。
苗の植え方を説明する五十嵐さん(左)
苗の植え方を指導する青年部員(右)
みんなで楽しく植えました!
共済目標の早期必達と交通安全を祈願
JA鶴岡金融部共済課は5月31日、鶴岡市の金峯神社で関係職員17人が参列し、2022年度の共済目標の早期必達と交通安全を祈願した。
長澤浩行金融部長は「今年度は新たに長期基盤目標も設定した。早期に目標達成できるよう職員一丸となって取り組んでいこう」と激励した。
斎藤幸共済課長は「契約者へ変わりないか、請求漏れはないかなどの確認をしながら訪問することで信頼を得ることが一番。今年も目標達成できるよう頑張ろう」と呼び掛けた。
毎年、同課職員と金融渉外担当LMA(ライフマネーアドバイザー)が参列し、各種の目標必達と交通安全を祈願している。
共済目標の早期必達と交通安全を祈願する職員