女性部上郷支部が「かがやき講座」で心と体をリフレッシュ!

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JA鶴岡女性部上郷支部は7月28日、鶴岡市上郷コミュニティーセンターで「かがやき講座」を開講し、部員21人が参加した。例年は、女性部員外にも女性部の活動を知ってもらうことと交流を目的に、組合員家庭の女性を対象に参加を呼び掛けていたが、本年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、女性部員のみの参加とした。

第1回となる今回は「心と体と向き合う講座~ステイホームで鈍った心と体をリフレッシュしよう!!~」と題し、健康運動実践指導者で、シナプソロジーインストラクターの前田恵さんを講師に招き、シナプソロジーで頭と体を使い、たくさん笑って健康的な汗を流した後、椅子に座ったまま手軽にできるチェアヨガに挑戦。基本の座り方や呼吸法を教わり、呼吸に合わせて背中を丸めたり、伸ばしたりする猫のポーズや、体の側面を伸ばしたり、体をねじり腸に刺激を与えるポーズなどを実践しながら学んだ。

講師の前田さんは「家でも手軽にできるので、忙しい毎日の心と体のバランスを整える時間として生活の中に取り入れて少しでもリフレッシュしてもらいたい」と話した。

第2回のかがやき講座も前田さんを講師に迎え、9月1日に「心と体と向き合う講座」として、シナプソロジーとエクササイズを行う予定。

シナプソロジー(脳の活性化プログラム) を実践する参加者

前田さん(右上)の指導で疲れた体をほぐした

 

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旧盆小菊目揃い会開く

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡小菊専門部は7月22日、鶴岡市のJA北部集荷場で本格出荷を前に旧盆用作型の小菊目揃い会を開き、生産者とJA鶴岡関係職員の9人が参加した。
JAの園芸指導主任は出荷規格の階級Mについて、昨年からの変更点として1束20本のほか、需要が高い1束10本の規格内容を改めて説明した。また、今年は特に雨が続いているので、雨天に採花した場合は乾かしてから選別するよう注意を呼び掛けた。JAの販売係は「需要期に各産地がまとまって出荷される可能性があるので、品質でJA鶴岡を選んでもらえるようにしよう」と呼び掛けた。
今野悟専門部長はサンプルやイラストを見せながら切り前や曲がりなどを説明し、参加者は質問を交えながら出荷規格を確認した。
同専門部のうち旧盆用作型の小菊を栽培している生産者は6人で栽培面積は230㌃。販売額1400万円を目指す。出荷先は主に関東圏や地元で、出荷は7月22日から開始し、ピークは8月5日~10日頃となる見込み。

出荷規格と販売状況を説明するJA担当職員ら

 

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女性部西郷支部が旬の農産物を寄贈

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JA鶴岡女性部西郷支部と西郷婦人会は7月22日、鶴岡市内の特別養護老人ホームしおん荘、養護老人ホーム思恩園、児童養護施設・七窪思恩園に、取れたての夏野菜や特産のメロンをプレゼントした。
取り組みは、社会福祉への貢献を目的に、1976年から「メロン一粒運動」として続けている。同支部の部員と同婦人会の会員が家庭で収穫した農産物を寄贈している。今年もメロンやスイカ、カボチャ、キュウリなど西郷産の旬の農産物が集まった。
思恩園では、女性部員らが玄関前で出迎えた入所者に農産物を手渡した。
入所者 は「大好きなメロンをたくさんいただき嬉しい。いつもありがとう」と、笑顔で新鮮な野菜を受け取った。
小笠原せつ支部長は「部員の愛情がいっぱい詰まったメロンと野菜を食べてこれからも元気に過ごしてほしい」と話した。
寄贈された農産物は、施設の食事として利用者に提供される。

部会員の愛情たっぷりの農産物をお届けしました

旬の農産物を食べて元気に過ごしてください

 

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「もんとあ~る」リニューアルオープン「2周年祭」でにぎわう

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JA鶴岡の農産物直売所「もんとあ~る」は7月23日~26日の4日間、3店舗で2018年の店舗名称「もんとあ~る」へのリニューアルオープンを記念した「2周年祭」を開いた。開店前から新鮮な農産物を買い求めようと地元住民らの列ができ、周年祭期間中のレジ通過者は3店舗で延べ8934人で多くの買い物客でにぎわった。
期間中は2000円以上のお買い物で産直卵プレゼントやポイント5倍などの3店舗共通企画のほか、白山店では全国より8つの提携JAがモモやマンゴーなど各地の特産品を限定特価販売した。バレンシアオレンジやはねだし落花生の詰め放題も行い、この日を待ちわびた来場者に次々と購入された。周年祭に合わせて白山店内の「白山茶寮」では、地元産のメロンやイチゴ、提携JAのフルーツなどをその場でソフトクリームに練りこむ、ブレンドソフトを新発売した。
JA営農販売部産直課の長谷川啓課長は「生産者の協力のもと、年々お客さまの来店も増えている。今後さらに生産者の農業を支え、お客さまから楽しんでもらえる産直になるようスタッフ一丸となって取り組んでいきたい」と話した。

8つの提携JAが各地の特産品を限定販売した

バレンシアオレンジの詰め放題を楽しむ客

 

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シャインマスカット現地研修会を開く

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県庄内総合支庁農業技術普及課産地研究室は7月16日、ブドウ「シャインマスカット」現地研修会を酒田市浜中にある同研究室の試験圃場(ほじょう)で開いた。

生産者、県庄内総合支庁農業技術普及課、JA鶴岡、JA庄内たがわの関係職員約30人が参加し、試験栽培しているシャインマスカットの現在の生育状況や栽培のポイントなどを県担当職員らが説明した。

これからの栽培管理について県の担当者は、房形の輪郭を整える仕上げ摘粒(てきりゅう)では、房の上段・中段・下段それぞれの箇所で残す果粒、取り除く果粒の数や向きを説明し、注意点として「ハサミでする作業になるので、少しでも粒に傷をつけると、そこから腐敗したりして商品性が落ちるので気を付けて作業してほしい」と呼び掛けた。新梢(しんしょう)管理では、収穫期1カ月前の8月頃、摘心(てきしん)することで糖度の上昇、新梢の登熟を促進する効果があると説明した。袋かけでは、果房を被覆することで病害虫被害を防止し果粉がのった高級感のある果実に仕上がると説明し、袋は白色に比べ緑、青の色付袋は収穫期を遅くできるが、被覆が早すぎると糖度が上昇しにくくなると注意を呼び掛けた。


栽培のポイントを説明する県普及課職員(7月16日、山形県酒田市で)

 

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エダマメ「おつな姫」目揃い会を開く

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JA鶴岡は7月13日、鶴岡市のJA北部集荷場で生産者約60人が参加して早生エダマメ「おつな姫」の目揃い会を開いた。

JAの販売係は「昨年以上に企画販売を拡充した。しっかり販売していくので1袋でも多く出荷してほしい」と呼び掛けた。

JAの園芸指導主任がサンプルを示し、規格を確認した。A品に格付けできるのは品質・形状・色沢が良好で、病害虫のない1さや2粒以上の適熟なものと説明。降雨と曇天の影響でやや生育が鈍化している。鮮度保持のため調製から出荷までの温度管理や、荷姿では量目不足に注意してほしいと呼び掛けた。

「おつな姫」は、茶豆のような独特な香りと、かむほどに深みを増す甘さが特徴。管内では88人が栽培し、7月末までに昨年並みの45㌧の出荷を予定。23~25日ごろに最盛期を迎える見通しだ。


サンプルを見ながら「おつな姫」の出荷規格を確認する生産者

 

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大泉枝豆直売グループ圃場巡回と全体会議を開く

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡女性部大泉支部の大泉枝豆直売グループは7月10日、特産エダマメ「だだちゃ豆」の圃場(ほじょう)巡回と全体会議を開いた。会員14人が参加し、防除対策の徹底を確認した。3カ所で「小真木」や「早生甘露」などの丈や葉数を調査し、JAの園芸指導係が病害虫防除の薬剤や散布時期、使用回数などを指導した。
5月の強風と6月の乾燥の影響もあったが、現在はおおむね平年並みに生育は回復。コガネムシによる葉の食害が散見された。園芸指導係は「梅雨時期が長引き多湿状況にあるため予防防除を徹底してほしい」と呼び掛けた。
全体会議では、直売所の今後の運営について確認した。例年、開店時間前から直売所周辺が県内外からの客でにぎわい、密集状況が予想される。営業時間の短縮やグループ員の店番制の廃止、飛沫防止シールドの設置、行列を避けるため番号札を設置し順番に案内するなど、お客さまと関係者の安全面に配慮した新型コロナウイルスの感染拡大防止対策をとりながら直売所を営業する。
グループの生産者は14人。直売所は7月中旬から8月末頃までJA大泉支所駐車場内の特設テントで営業する他、インターネット販売でも対応する。

「だだちゃ豆」の生育状況を確認する会員と園芸指導係

 

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校外学習で児童が特産の庄内砂丘メロンを学ぶ

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JA鶴岡西郷支所は7月3日、鶴岡市立西郷小学校の校外学習に協力し、特産のメロンについて教えた。

同小学校2年生は、生活科の授業の中で5~7人ずつ3班に分かれて地域について学ぶ「町探検」を実施。そのうち1班の5人がJA西郷選果場を見学した。

同選果場では、箱詰めされたメロンがローラーコンベヤーに運ばれて出荷される工程を見てもらい、出荷規格などを説明した。JA園芸指導係が、管内では「アンデス」「鶴姫」「鶴姫レッド」の3品種を栽培し、年間55万㌜(1㌜5㌔)を出荷していることなど説明した。

児童らはメモを取りながら「トラック1台にはメロンが何個入るのか」など多くの質問をしていた。

同支所では毎年6月から7月にかけて小・中学校の校外学習に講師として協力。今年は新型コロナウイルスの影響で、ほとんどの学校の選果場見学が中止となった。

選果場でメロンの品種について説明するJA園芸指導係

 

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稲作展示圃現地研修会を開く

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鶴岡地域良質米生産推進協議会は6月26日、稲作展示圃で現地研修会を開き、鶴岡市、生産者、JA鶴岡、県農業技術普及課などの関係者ら約30人が参加した。同協議会は稲作の生産性を高め、良質米生産の確保を図ることにより、農業の発展に寄与することを目的としている。

スマート農業や省力低コストなどの技術の試験導入を行っている3カ所の圃場(ほじょう)を巡回し、担当しているそれぞれのJA耕種指導係が取り組んでいる技術の内容や水稲の生育状況などを説明した。

昨年から試験した開水路向け自動給水機では、スマートフォンでの水温管理や入水止水などについて説明した。4年目となる密播試験では育苗時の施肥と移植後の水管理を説明。試験圃場では比較的風が強く浅植えが難しい圃場ではあるものの茎数が取れている要因としては「育苗時に3回液肥を使用した密播苗にて移植した結果、活着およびその後の生育は良好。活着後の水管理に関しては浅水管理で分げつを促進し、ワキの発生については水交換・田干しを中心に行った。これら一連の管理ができないと茎数確保には至らない」と説明した。

同JAは巡回した各圃場の収量などの数値を検証し、収量増や高品質に向けて今後も技術の普及および拡大に向けて取り組んでいく。

密播の試験圃で取り組み内容や生育状況の説明を聞く参加者(6月26日、山形県鶴岡市山口集落で)

 

 

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第48回通常総代会を開催

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JA鶴岡は6月23日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡「鳳凰の間」で第48回通常総代会を開いた。

新型コロナウィルスの感染リスク低減を考慮し、総代500人のうち430人が書面による議決権行使、25人が本人出席し、2019年度の剰余金処分案や20~22年度の中期経営計画・第12次地域農業振興運動計画などの11議案を原案通り全て承認した。

佐藤茂一組合長はあいさつで各事業の概況のほか取り組み初年度となる2つの計画について「第12次地域農業振興運動計画では、確固たる100億円産地に向けて運動を展開する。中期経営計画は農林中金が検討している新たな金融店舗システムや高齢化による事業領域の変化を鑑み「持続可能な経営の確立」への事業再構築期間として位置付ける。今後とも事業に対する結集・参画をお願い申しあげる」と述べた。

19年度の事業決算は農業機械の供給高などが好調だったことや農産物の販売数量増にともなう包装資材の供給と施設設備投資が増加したことで購買事業損益は前年比8450万円増。事業総利益は前年比1814万円増の20億8793万円。経常利益は前年比8179万円増で2億6674万円となった。

剰余金処分案では、出資配当金1%などのほか、主食用米などの俵数、青果物、産直品、畜産物の販売額に対して配当する事業分量配当金が提案された。

独立監査人の監査については、19年度から改正農協法の施行にともない、一般公認会計士2人を会計監査人に選任し受監しており、20年度以降も継続する。

総代会に先立ち19年度高品質米生産共励会表彰が行われ、生産組合表彰と個人表彰(品種別表彰)が行われた。

事業概況を述べる佐藤茂一組合長

高品質米生産共励会表彰者の皆さんと佐藤組合長(中央)

書面による議決権行使の呼び掛けにより、本人出席が25人となった第48回通常総代会

 

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