大玉トマト目揃い会を開く

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大玉トマトの本格出荷を前に、JA鶴岡ハウストマト専門部は6月18日、鶴岡市のJA北部集荷場で目揃い会を開いた。

生産者ら16人が参加した。JA園芸指導係が出荷サンプルを見せながら等級別に品質や形状、色合い、果実サイズ、箱詰めの注意点を説明。カラーチャートを示しながら、出荷時は6割着色を基本とし、赤く着色したものはB品とすることを伝えた。参加者は、サンプルを手に取って出荷基準を確かめ、選別を徹底、統一することを確認した。

販売担当者は「昨年は集荷数量がピークを迎えた頃に買い控えが起き販売に苦戦した。課題を生かし、今年は新たな市場へ出荷することで販売先を増やし、事前に値決めをして販売するなどで販売単価をキープしていきたい。鶴岡の品質は良いものだとアピールしてしっかり販売していくので、選別を徹底して出荷に協力してほしい」と呼び掛けた。

専門部ではトマト「桃太郎」と、2019年度より収量や品質面の向上を見込み「りんか409」を栽培。今年は13人が98㌃で栽培する。7月中・下旬に最盛期を迎え、集荷は9月頃まで続く。

大玉トマトの出荷サンプルを確認する生産者

 

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加工用キャベツの定量・定質出荷を目指して

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JA鶴岡加工キャベツ研究会は16日、鶴岡市のJA農業振興センターで加工キャベツ栽培講習会を開いた。新規生産者を含めた生産者や関係者28人が参加。
同研究会の齋藤健二会長は「生産者数と作付面積が年々増加し、集荷数量も伸びてきている。講習会で栽培管理を再確認し、2020年度も計画的な生産・出荷に努めてほしい」とあいさつ。

JAの担当者が講師となり、19年度の生育経過と実績を踏まえ、定植時のかん水の徹底や定植初期の病害虫対策・排水対策の重要性について説明。肥大確保と輸送効率向上のため作型を守り、安定した収量を確保して産地の信頼性を高めていくための栽培管理を共有した。

JAの今野大介園芸指導係長は「生産面積の確実な登録や作型の遵守、精度の高い収量の把握に取り組み、計画的な生産・出荷に努めてほしい」と呼び掛けた。

JAは、播種(はしゅ)機のレンタルや段ボールを組み立てる必要がなく、階級の選別もないことから、容量300㌔の大型鉄コンテナによる出荷などで作業を省力化し、農家が取り組みやすい環境を整備してきた。

19年度は、生産者30人が前年比168%の262㌧を出荷した。

 

播種機の使い方を説明する今野園芸指導係長

 

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フリージア実績検討会で課題を整理

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JA鶴岡花き振興部会は6月15日、鶴岡市のJA北部集荷場でフリージアの2019年度実績検討会を開いた。生産者ら9人が出席し、販売実績や市場動向を報告した後、20年度に向けた課題を整理した。

19年度は、2月頃から新型コロナウイルス感染拡大の影響で花の需要が落ち込み、前年度比15・4%減の約42万4000本の出荷となり、販売額も前年を下回った。JA販売担当者は「全体的に厳しい状況だが、市場と情報交換を密にし、少しでも単価が高くとれるようにしたい」と話した。

昨年に続き暖冬の影響で、促成作型・季咲き全般で丈が長く草勢はボリュームがあったため、秀品率が上がりクレームもなかった。

JA園芸指導係は、生育障害を防ぐため毎作土壌分析を行い畑の状況を把握することや、葉焼け対策として急な日照に対応できる環境づくりが大切だと伝え、換気は早朝からゆっくり行い、蒸散抑制剤を定期的に散布することや、適度にかん水することなどの対策を呼び掛けた。

次年度作付けに向けて、促成栽培における効果的な高温処理とエチレンガス処理方法や、病害虫対策についても確認した。

次年度作付けに向けて課題を整理する生産者

 

 

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夏切りトルコギキョウの目揃い会を開く

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夏切りトルコギキョウの本格出荷を前に、JA鶴岡トルコギキョウ専門部は6月13日、鶴岡市のJA北部集荷場で目揃い会を開いた。2020年度は販売高4000万円を目指す。

関係者23人が参加した。

野村俊文専門部長がサンプルを示し、出荷時の開花具合などの出荷規格や集荷、選別の注意点などを説明。フリンジの有無で束を分けて高単価を狙いたいと伝えた。JA園芸指導主任は「先の見えない状況で不安だと思うが、JAがしっかり販売していくので選別を徹底して出荷してほしい」と話した。

JA販売担当者は販売状況について「新型コロナウイルスの影響で全国的に冠婚葬祭の規模縮小で花き需要が減少し、相場は軟調だ。色味ではピンク色の需要があり単価が安定している」と伝えた。

野村部長は「梅雨入りし管理が大変になるがこまめな管理を徹底し、市場に品質の良いものを出荷しよう」と呼び掛けた。

管内では27人が栽培し、出荷は7月に最盛期を迎える。

トルコギキョウの出荷規格を説明する野村部長

 

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令和2年度 ミニトマト栽培基礎研修会

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JA鶴岡生産振興課では11日、同JA北部集荷場で今年度から初めて新規生産者向けミニトマト栽培基礎研修会を開き、新規生産者8人と関係職員が参加した。新規生産者の増加を受けて、栽培にあたり事前準備が十分にできるよう研修会を開いた。

ハウス栽培100坪(3・3㌃)を例にして、品種は「千果」を推奨し、資材・苗の準備から収穫・出荷までポイントを絞って説明。栽培管理に関する注意点について、苗は土畑では青枯病対策のため基本的に接木苗を使用すること、過度な施肥は連作障害の一因となるため土壌分析に基づいた施肥を行うこと、追肥で使用する液肥と農薬の混用の注意点、防除ではマルハナバチを導入する場合の薬剤使用の影響などを説明した。

今野大介園芸指導係長は「今後も新規生産者の増加とミニトマトの生産拡大を図り、農家・組合員の所得向上に貢献できるよう指導にあたりたい」と話した。

同研修会は8月までの全5回で次回は圃場での講習会を予定している。

メモを取りながら栽培の説明を聞く新規生産者と関係職員

 

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令和2年度 共済目標必達と交通安全を祈願

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JA鶴岡金融部共済課は11日、鶴岡市の金峯神社で関係職員19人が令和2年度の共済目標の早期必達と交通安全などを祈願した。

祈願後、長澤浩行金融副部長は「今年度はコロナの影響で、さまざまな制約を受けながらの推進となっている。第2波を想定し例年より前倒しな推進が重要だ」と話した。

斎藤幸共済課長は「このような中だからこそお客さまにとって何が必要か、より一層お客さまの身になり相談・提案活動を行っていこう」と呼び掛けた。

同JAでは毎年、金融部共済課職員と金融渉外担当のLMA(ライフマネーアドバイザー)が参列し、総合ポイント、3Q訪問、ニューパートナーの各種目標の必達と交通安全、事故処理の円満解決を祈願している。

目標達成と交通安全を祈願するJA共済関係職員

 

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品質の良いミニトマトへ クロマルハナバチ講習を開く

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JA鶴岡ミニトマト専門部は10日、鶴岡市のJA西郷選果場と西郷地区のハウスでクロマルハナバチに関する講習会を開いた。

品質の安定と省力化が期待できるクロマルハナバチの導入を3年前から推進しており、生産者ら約30人が、その特性や給餌方法、ハウスの環境整備や授粉のポイントを学んだ。

管内ではミニトマトの授粉にホルモン剤を使っている農家が多いが、蜂を使った方が自然着果し、ミニトマトの中の種が充実するなど品質が良くなる。省力化も図れるため、専門部ではクロマルハナバチの導入を図っている。講習会は昨年に引き続き開いた。

農業資材などの販売を行う株式会社三洋の担当者とJA園芸指導係が講師を務め、クロマルハナバチの生態に基づいた巣箱や温度管理など、適した圃場(ほじょう)環境、訪花しやすい花の状態を紹介した。

暑さ対策を万全にするため、必要に応じて巣箱に保冷剤を入れることや、直射日光が当たらないように日陰をつくり、風通しが良い所に設置することの大切さも伝えた。

ミツバチ、マルハナバチ専用の恒温カバー「はち頭巾」を活用することで巣内を快適な温度に保ち、はたらき蜂の安定的な利用が可能になることを説明。花粉が少ない場合は餌不足になるため、蜂用花粉を与えるようアドバイスした。

専門部では、今後も定期的に現地講習会を開く。

巣箱の設置状態を確認する専門部員

 

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令和元年度 自動車共済損害調査サービス最優秀組合を受賞

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JA鶴岡は5日、令和元年度の自動車共済損害調査サービス最優秀組合に選ばれ全共連山形県本部から表彰された。

本表彰制度は平成14年度から実施され、毎年県下JAの自動車共済損害サービス(事故対応)の迅速化・適正化を評価するもの。JA鶴岡は3人体制で対応を行っており、現場急行・初期対応の2つの評価項目において満足度100%での受賞となった。
共済課の小玉康義相談係長は「自動車共済損害サービスが評価された事をありがたく感じています。今後も利用者満足度を向上できるように頑張って行きたい」と話す。

本表彰制度に関する受賞は、これまでの受賞と合わせて11回目となる。

表彰を受け、喜びの笑顔を見せる共済事故相談担当者

 

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青年部南支部が小学生に大豆の種まきを指導

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JA鶴岡青年部南支部は6月5日、鶴岡市我老林で市立斎小学校の3年生19人に大豆の種まきを指導した。

部員5人が講師となり、播種(はしゅ)機を使った種まきのやり方を教えた。

児童らは、種子消毒と鳥からの食害を防ぐためにピンクの薬が塗られた大豆 「エンレイ」の種が入った播種機を力いっぱい押し、種をまいた後、丁寧に土をかけた。

作業を体験した児童は「機械をまっすぐ操作するのが難しかったけど楽しかった。収穫が楽しみ」と笑顔を見せた。

支部長の斎藤嘉一さんは「体験学習を通じて食べ物ができるまでの過程を知り、自分たちで作った農産物を味わってほしい」と話した。

今後、児童と青年部と農事組合法人IWCが協力して畑を管理する。大豆は10月頃に収穫され、児童が納豆にして味わう予定。

 

大豆について説明する支部長の斎藤さん(右)

播種機の使い方を指導する青年部員(左)

 

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シャインマスカットの栽培技術を学ぶ

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JA鶴岡生産振興課は28日、鶴岡市の生産者の園地でブドウ「シャインマスカット」の栽培講習会を開いた。

基幹作物が水稲であるJAの強みを生かし、水稲育苗ハウスを利用した栽培に取り組んでおり、生産者や栽培に興味のある農家を含め17人が参加した。
県庄内総合支庁産業経済部農業技術普及課の担当者が、ハウス内定植の樹形の作り方や作業ポイントを説明した。

園地では、新梢の誘引作業をはじめ、副梢の摘芯や果房の摘粒作業を実演しながら、「ハウス栽培だと水不足になりがち。若木のうちは特に水やりが大切なので8月末頃まではこまめに水やりをしてほしい」と呼び掛けた。

管内で初めて栽培に取りくむ生産者が多いことから、JAでは今後も定期的な講習会を開く予定。

剪定のポイントを学ぶ生産者

 

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