女性部大泉支部虹の部会が手芸講習会を開く
JA鶴岡女性部大泉支部虹の部会は12月20日、鶴岡市のJA鶴岡大泉支所で手芸講習会を開いた。
部員7人が参加し、来年の干支である「亥」をモチーフにした押絵やお手玉、ロングタペストリー作りに挑戦。
お手玉では体のパーツ部分の布に綿をつめて縫い合わせ、顔のパーツを付け、作った座布団にのせて完成させた。
押絵ではスポンジウレタンの型を和紙でくるみ、ボンドで一つ一つのパーツを貼り合わせてふっくらとした立体的な絵に仕上げた。
手芸を楽しみながら、参加者同士会話に花を咲かせていた。
教えあいながら楽しく作業を進めていました
素敵な作品が完成しました
青年部が上郷保育園へ新米を贈呈
JA鶴岡青年部は12月19日、鶴岡市の上郷保育園に地元産の新米を贈った。
福原太一委員長、佐藤大樹副委員長、今野聡副委員長の3人が訪問。部員が生産した「つや姫」「はえぬき」「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「つくばSD」「雪若丸」の6品種合計70㌔の新米を子ども達へ手渡した。福原委員長は「このお米は部員が愛情を込めて作った。サンタさんからのクリスマスプレゼントです」と呼び掛けた。園児らはお礼として、クリスマスソングを歌った。
同青年部では、米消費拡大事業の一環として、鶴岡産米のPRと社会貢献の一助になればと、児童施設や福祉施設に新米を届ける取り組みを2002年から毎年行っている。これまで市内にある16の施設へ、合計約2418㌔の新米を贈呈している。
今後も青年部では、次代を担う子ども達や、高齢者など、地域の幅広い年齢層への支援を行っていく。
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コメを受け取る上郷保育園の園児たち
大泉フェローズ代表理事の松浦敏さんが県農業賞を受賞
鶴岡市小淀川の農事組合法人大泉フェローズ代表理事の松浦敏さん(70)が2018年度の大高根農場記念・山形県農業賞を受賞した。
集落受託組織から、農地の貸借など経営権を確保した農事組合法人設立に尽力し、地域ぐるみの集落営農の経営発展に貢献した功績が評価された。
松浦さんは「自分の農業は地域の農業があっての農業が私の理念。地域の人と一緒に取り組んできたことが評価されたことがうれしい。若い人には、農業はつらいとは思わず、地域の人同士の交流を楽しみながら取り組んでもらいたい。大泉フェローズは、高齢化が進む中、農地の受け皿となり、地域をサポートできる組織でありたい」と話す。
同賞は、本県農業の振興発展に尽した功績が顕著で、かつ、他の模範とされる農業者、農業団体等を表彰している。2018年度は5人と3団体が受賞した。
山形県農業賞受賞を喜ぶ松浦敏さん
女性正組合員研修会を開く
JA鶴岡は12月14日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で、女性正組合員研修会を開いた。女性正組合員・役職員約80人が参加した。
この研修会は女性のJA運営参画をめざし、女性正組合員を対象に今回が2回目の開催。
研修では、健康運動指導士で、一般社団法人ケア・ウォーキング普及会理事の黒田恵美子氏が「ケア・ウォーキング~いたまず・健康で・美しく歩く」と題して講演。変形性膝関節症を予防する正しいひざの曲げ方やイスの座り立ちのし方、ウォーキングをする時の正しい姿勢などを実践しながら学んだ。黒田氏は「運動もバランスがよい食事のように、有酸素運動、筋トレ、ストレッチの3つをバランスよく実践することが大事。動き方を変えるだけで体は若くなる」と話した。
その後の研修では、阿部昭裕理事参事が情勢報告として、女性のJA運営参画の状況や、自己改革実現に向けて中期経営計画・第11次地域農業振興運動計画を実践している事を報告。阿部理事参事は「JAの事業運営に女性の意見を反映し、一人ひとりの願いを協同の力で実現しよう」と呼び掛けた。
JA鶴岡の自己改革の取り組みや、組合員アンケート調査実施についての説明、ファーマーズマーケット「もんとあ~る」の事業紹介も行った。ティータイムではケーキを食べながら参加者同士が交流した。
立ち方や歩き方の正しい姿勢と動作を学んだ
安心安全な街づくりへ 鶴岡市へカーブミラーを寄贈
JA鶴岡、JA庄内たがわ、JA共済連山形の3団体は11月28日、鶴岡市に21基のカーブミラーを寄贈した。
JA鶴岡伊藤淳専務とJA庄内たがわ五十嵐善昭常務が、目録とレプリカを市長へ手渡した。
皆川治市長は「町内会、自治会からは老朽化などで更新を要望されており、有効に使わせていただき交通事故のない安心安全なまちづくりに役立てたい」と述べた。
カーブミラーは、交通事故防止に役立ててもらおうと昭和48年から寄贈し延べ1410基となる。
皆川治市長(中央)へカーブミラーを手渡した伊藤専務(左)と庄内たがわ五十嵐常務(右)
実習用大型トラクターを庄内農業高校へ寄贈
庄内地区の5JAとJA共済連山形は11月28日鶴岡市の県立庄内農業高等学校へ実習用大型トラクターなどを寄贈した。
同校で行われた贈呈式には全校生徒と、佐藤茂一組合長をはじめ、庄内たがわ、庄内みどり、あまるめ、そでうらの各JAの組合長とJA共済連山形本部長らが出席した。
大型トラクターの他、ロータリーなどの作業機を寄贈し、目録とキーのレプリカを青柳晴雄校長と石井光也生徒会長に手渡した。
石井生徒会長は「頂いたトラクターに負けないよう力強い農業ができる存在になりたい」とお礼の言葉を述べた。
JAグループ山形は、担い手育成支援や学習環境の整備を目的とした地域貢献活動の一環で、2018年度は県立農林大学校と県立置賜農業高校にも寄贈し、次期3カ年で4つの高校への寄贈を予定している。
寄贈されたトラクター並ぶ生徒と関係者
乳和食で減塩・あぐりセミナー
JA鶴岡は11月27日、鶴岡市農村センターで第4回JAあぐりセミナーを開き、市民43人が参加した。料理家で管理栄養士の小山浩子さんが「乳和食で減塩&ウェルエイジング・健康寿命百歳を目指して!」と題して講演し、乳和食について理解を深めた。
小山さんは、山形県は食塩摂取量が女性がワースト3位(男性は全国ワースト15位)であることを紹介。高血圧の予防や改善には減塩が必須で、和食に牛乳を使う「乳和食」が有効だとすすめた。
だし汁や水を牛乳に置き換えることで、食塩やしょうゆなどの調味料を減らすことができ、牛乳の旨みとコクが加わることで、おいしい減塩食になり、カルシウムも摂取できる。
参加者は乳清ごはん、かぼちゃのミルクそぼろ煮、塩分半分のみそ汁、温めた牛乳に米酢を加えてできるカッテージチーズを試食した。小山さんは「乳和食はこれからの健康寿命100歳時代を生き抜く新しい考え方の和食。周りの方にも伝えていただき、乳和食でおいしく減塩してほしい」と呼び掛けた。
参加者は「乳和食を初めて知った。牛乳を加えると減塩になり、見た目も違和感なくおいしく食べられることに驚いた。家庭でも実践したい」と話した。
「JAの時間」では、企画管理部総合企画課の菅原正成企画係長が、総合事業と准組合員制度を紹介した。
乳和食を使った減塩について講演する小山さん
にぎわい交流を深めた 北支所組合員交流会
北支所では、組合員交流会を11月22日、東京第一ホテル鶴岡で開いた。管内の組合員・支所職員など約120人が参加。
鶴岡市出身の料理研究家で元吉本芸人の三浦友加氏による講演が行われ、芸人になった理由や占いのアルバイトがきっかけで手相が見られる事から、参加者の性格、恋愛運、健康など手相で占った。思いもよらない性格も分かるとあって参加者同士で手相を見せ合いながら、盛り上がった
交流会では、北支所管内の組合員が栽培した農産物を使った地産地消料理に舌鼓をうち、提供された色とりどりの花は会場を彩った。抽選会も行われ、会場は大いに盛り上がり参加者は交流を深めていた。
三浦氏に手相を見てもらう組合員
管内組合員の農産物を使った地産地消料理が振る舞われた交流会
元気に暮らそう!いきいき教室を開催 けさらん愛、愛サービス
JA鶴岡助けあいの会「けさらん愛、愛サービス」は11月20日、組合員世帯の70歳以上を対象にしたミニデイサービス「元気に暮らそう!いきいき教室」を鶴岡市農村センターで開き、約180人の来場者でにぎわった。
石塚公美会長が「今回は20回目の記念の会。わきあいあいとおしゃべりをしながら楽しんでほしい」とあいさつ。
開会後は、黄金保育園と大山保育園の園児たちが元気いっぱいに歌や踊り、和太鼓演奏を発表。園児たちのかわいらしい発表に会場からは大きな拍手が送られた。
「懐かしの歌謡ショー」では、鶴岡市出身の演歌歌手、吉住貴則さんが美空ひばりの「青い山脈」など、懐かしい歌の数々を美しい歌声で披露。参加者も「リンゴの唄」や「故郷」などを一緒に歌って楽しんだ。
その後、鶴岡市役所健康課保健師の丸山直美さんが「楽しく体を動かして健康長寿」と題して講演。いつまでも自分の足で歩き続けていくために筋力とバランス能力の維持・強化の重要性を学び、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)を予防するトレーニングを実践した。
昼食には、同会協力員による手作り弁当が振る舞われ、アトラクションや交流会も行われた。
美しい歌声が紡ぎだす懐かしの歌謡曲に盛り上がった
筋力やバランス能力を高めるトレーニングを実践
会員が協力して弁当を作った
おいしい手作り弁当で楽しく会食した
洋食のテーブルマナーを学ぶ・きらめきカレッジ
JA鶴岡は11月16日、東京第一ホテル鶴岡のレストラン「モナミ」で女性大学「きらめきカレッジ」の第4回講座を開き、23人が受講した。洋食のテーブルマナーを学び、食事を楽しんだ。
講師のレストラン「モナミ」店長の丸山由利加さんが、食事中のタブーや、フォークやナイフなどカトラリーの使い方など、西洋料理をスマートに食べるポイントを説明。説明を受けた後、学んだことに気を付けながら、食事を味わった。JA鶴岡のファーマーズマーケット「もんとあ~る」の野菜を使用した料理も並び、趣向を凝らした料理に舌鼓を打った。
参加者は「慣れてるつもりでも意外に知らないことも多く勉強になった。マナーに気を付けておいしく食べることができた」と話した。
「JAの時間」では、同JA金融部共済課の小松恵里子推進係長が、JAの共済事業や「生活傷害共済」を紹介した。参加者からは「保険のことは夫にまかせきりだったが、改めて話し合ってみたい」との感想が聞かれた。
テーブルマナーに気を付けながら、食事を楽しんだ