鶴岡産ほうれん草の残留農薬に係る報道について
このほど、山形県生活環境部危機管理・くらし安全局からの情報提供として、鶴岡産ほうれん草に未登録農薬(農薬成分名:クロルフェナピル、商品名:コテツフロアブル)が検出された旨の報道がなされました。
この内容について当局からの通告に基づき調査した結果、以下の通りでしたのでお知らせいたします。
記
1.当該品は当JAの組合員農家が、11月7日~12日にかけて、所属する出荷組合を通じて三川町の青果市場に出荷したもので、その後県内9市町の19店舗ですでに全量販売されたとのことです。
2.県の調査により、この農家は当該農薬をほうれん草に使用しておらず、近隣圃場で使用した農薬が飛散したものと考えられるとのことです。この結果から、この農家が所属する出荷組合では、安全が確認されるまでほうれん草の出荷を自粛することになりました。
3.この農家は、当JAの共同販売や直売所(産直館、しゃきっと)には、ほうれん草を全く出荷していません。
4.こうした状況から、当JAとしても、念のため共販及び産直に出荷されているほうれん草のサンプルを検査機関に送り、安全を確認することと致しました。
以上ですが、当JAへの出荷物ではないとはいえ、当該農家は当JAの組合員であり、かかる事態の発生により、多方面の方々に大変ご迷惑をおかけしたことに対し、深くお詫び申し上げます。
また、JA鶴岡の共販品目や産直の出荷者はもちろん、管内の全生産者に対して、農薬の安全使用の周知と栽培履歴記帳の徹底を指導してまいりますので、宜しくご理解賜りますようお願い申し上げます。
平成23年11月21日
鶴岡市農業協同組合安全安心対策本部