さらなる産地づくりを目指して、花き振興部会が総会を開催

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 鶴岡産花きの23年度における取り組みを総括しようと、JA鶴岡花き振興部会は2月23日に総会を開催。会場となった湯野浜温泉みやじまには、花き生産者、来賓、JA役職員など70人が集まった。
 会の冒頭、佐藤司部会長は挨拶の中で「今年度は天候不順など厳しい栽培環境だったが、部会員皆様による栽培管理の徹底や継続出荷などの努力により、安定した販売を展開できたことに感謝申し上げます」と、部会員への感謝の気持ちを述べた。
 23年度前半は花き全品目において厳しい販売環境となったものの、同部会では市場視察、産地フェアなど、生産者・JAが一体となり積極的な販売促進活動を展開し、トルコギキョウでは過去最高となる平均単価130円台後半(1本当たり)を記録するなど、全品目の合計販売額では5億4600万円(見込み)と昨年度を上回る結果を残した。
 次年度へ向けては、部会員同士の圃場や出荷物を常に確認しながら栽培技術の向上に繋げていく体制の構築や、女性部会員の活動を支援し組織の活性化を図るなど、さらなる産地づくりへ向けての戦略が部会より発表された。
 さらに総会終了後の研修では、青山フラワーマーケットで取締役を務める伯野智司氏が講師となり、フラワーアレンジメントのデモンストレーションが行われた。イベント時にプレゼント用として需要が高いブーケの作り方を学習するなど、部会員は花の活用方法に対する見識を深めた。

 

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