鶴岡産農産物の学校給食への使用率拡大に向け、鶴岡市とJAが協力

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学校給食食材の地場産使用率の更なる拡大を目指そうと、鶴岡市とJA鶴岡・JA庄内たがわが連携して、学校給食に鶴岡産農産物を積極的に導入する取り組みを実施する。
4月26日には鶴岡市役所庁議室において、鶴岡市長と両JA組合長の三者による、食材納入協定を結ぶ調印式が行われた。
協定により、当JAでは鶴岡市学校給食に使用するため、じゃがいも・人参・玉ねぎ・キャベツの学校給食主要四品目に、ミニトマトを加えた計五品目の作付け計画を作成し栽培。
市からの発注に基づき、今年度は鶴岡市学校給食センターへ9000食分を納入する。
同様にJA庄内たがわでは、主要四品目に長ねぎを加えた計五品目を、あつみっこ学校給食センターへ660食分を納入する予定。
鶴岡市とJA(生産者グループ)との契約栽培であり、流通コストを削減し、安定した取引が期待される。
当地域では、担い手不足や農産物価格の低迷など、農業を取り巻く状況は厳しさを増している。その中で、市とJAではこの取り組みを通じて、農業振興、地産地消の推進、さらに子ども達へ向けた食育の充実を図っていく。

 

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調印式の様子

 

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右から今野毅JA鶴岡代表理事組合長、榎本政規鶴岡市長、黒井德夫JA庄内たがわ代表理事組合長

 

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