鶴岡良質米推進協議会が水稲作況調査を開催/稲刈前の水稲を巡回・検討

読了までの目安時間:約 2分

 

鶴岡地域良質米推進協議会は9月2日、25年産米の水稲作況調査・検討会を実施した。
この日は、展示圃担当者や共乾施設利用組合代表者、生産組合関係者、関係機関、JA役職員等約50人が参加。つや姫をはじめ、はえぬき、コシヒカリなど管内7ヶ所の圃場を巡回調査した。各圃場では、生育の経過状況、使用した肥料・農薬等の状況、作業の時期・手順などをJA担当指導員が説明した。
慣行栽培以外では、疎植栽培に取り組んでいる圃場も巡回し、慣行栽培との比較についての説明に、生産者は興味深く耳を傾けていた。
巡回後は、グランド・エル・サンにおいて検討会が行われ、25年産米の作柄状況および適期刈取・乾燥調製についてや、最新の米穀情勢についての報告ののち、質疑応答が行われた。
25年産米の出穂後の生育状況は、平年より日照がやや少なく経過しており、登熟が若干遅れている状況。刈取時には、圃場の玄米品質を見ながら、適期内に刈り取るように計画する事が重要となる。

 

各展示圃の生育状況を指導員より確認する参加者

 

作況調査後は圃場巡回の総括とともに米穀情勢を検討

 

topics

この記事に関連する記事一覧