「米を大事にしていきたい」田川小学校の児童が稲刈り体験
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稲作を通して、命・食・農の大切さを学んでもらおうと、田川小学校・生産者・JA鶴岡が協力して毎年行っている『田んぼ学習』の稲刈り体験が、9月13日に田川支店管内の圃場で行われ、全校児童49人が参加した。
児童達は5月に田植えを体験したほか、圃場の生育や生き物を観察するなど自然と触れ合ってきた。
今回は二人一組になって鎌を持ち、生産者やJA鶴岡大泉支所の宮守徳弘支所長らに作業のポイントを教えてもらい、慣れない手つきながらも一生懸命に稲を刈り取っていた。
6年生の長谷川蓮くんは「小学校生活の中で、とても良い思い出になりました」、同じく伊藤真吾くんは「苦労して栽培されているお米を、これからはもっと大事にしていきたいです」など思いを話してくれた。
田川小学校では今回収穫された米を使って、秋には収穫感謝祭、年末には正月の雑煮餅用に押し餅を作るなどのイベントを行う予定だ。
二人一組で、楽しそうに稲を刈り取っていく児童達
今年で卒業となる6年生の児童達。刈り取った稲を手に記念写真