鶴岡一中の生徒246人が農業体験授業

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鶴岡市立第一中学校の農業体験授業が8月29日、JA鶴岡管内の農家宅を受入先に行われ、1年生246人が農作業を体験した。
この特別授業は、生徒が働くという意義を学ぶとともに、地域の基幹産業である農業や食に対する興味・関心を高めようと、同校が平成20年度より実施しており今年で5回目。
各地区の農家とJA鶴岡が連携して協力しており、今年度は大泉・上郷・京田地区より60戸の農家が生徒を受け入れた。
生徒達は3~6人ずつのグループに分かれ各農家宅を訪問。午前9時から正午までの半日、最盛期を迎えているだだちゃ豆の選別や袋詰め、トマトやナスなど野菜の収穫、花の管理などの農作業を通して農業に触れ、地元農家との交流も深めていた。
だだちゃ豆の農作業を体験した長谷川結奈さんは「だだちゃ豆1莢1莢に目を配る選別作業はとても大変で、大きな責任を感じました。農家の方に優しく作業を教えて頂き、農業への思いが強くなりました」とコメント。
また、今井健太郎さんは「だだちゃ豆の選別や脱粒作業はとても大変でしたが楽しく作業ができました。だだちゃ豆の種を蒔いてから出荷するまで、毎日忙しく働く農家の皆さんの姿に感動しました」と話すなど、それぞれの生徒が農業体験授業を通じて、農業や食などに対する思いを新たにしていた。

 

 

地元の農家宅で、だだちゃ豆の選別・袋詰めなど農作業に挑戦

 

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