SEADS(シーズ)研修生へ講話
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JA鶴岡は5月13日、鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS」(シーズ)の研修生へJAの組織や事業について講話した。同市千安京田の同校で行われ、佐藤茂一組合長が講師を務め、今年4月に入校した3期生9人が受講した。
講話ではJAの役割と意義、農業振興の核となる3事業「販売・購買・営農指導事業」について解説した。特に営農指導事業は生産者の相談相手となって農業経営を支援する要の事業であることを説明した。また、JA鶴岡では独自のインターネット通販サイト「だだぱら」、直売所「もんとあ~る」3店舗を展開し、消費者により近い販売にも取り組んでいることを紹介した。
佐藤組合長は「人生の大きな決断をして入校された研修生には是非とも成功してほしい。JAの販売事業と営農指導事業をセットで利用いただき所得向上につなげてほしい」と述べた。3期生全員に入校の動機と将来の営農ビジョンについて聴き取り意見交換をし、「地域や周囲の方々と交流を深めることが大事だ」とアドバイスした。
講話のあと、今野大介生産振興課長が「販売・購買・営農指導事業」と、品目専用肥料の開発・供給等の連携した取り組みや、農業労働力確保を目的とした無料職業紹介について説明をした。
3期生に講話する佐藤組合長