ストック現地講習会 八重鑑別のポイントを確認

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JA鶴岡ストック専門部は8月22日、鶴岡市内のハウスで秋冬咲き作型のストック(アイアンシリーズ)の現地講習会を開いた。生産者やJA営農指導員ら12人が参加した。
県庄内総合支庁農業技術普及課の黒坂美穂主任専門普及指導員が、八重鑑別の方法や、遮光やかん水などの栽培管理のポイント、病害虫対策について説明した。
ストックは一重咲きのものは市場価値が低いため、子葉の段階で一重のものを間引く八重鑑別を行う。黒坂主任専門普及指導員は「八重鑑別は播種後18~20日後頃、適期を逃さず行う。株が大きく葉色の薄いもの、子葉が楕円形のもの残すと良い」とアドバイス。子葉が濃い、小さいなどの一重のものを間引く実演をしながら、指導した。
遮光のしすぎは収穫が遅れてしまうため、八重鑑別終了後は遮光資材をはずすことや、開花時期に影響する気温の変化に注意し、同支庁で出す花芽分化調査の情報を確認してほしいことも伝えられた。営農指導員は、病害虫対策として早めの防除を呼び掛けた。
管内では、同専門部の44人がストックを栽培している。

八重鑑別のポイントを学ぶ参加者。

八重鑑別に挑戦する参加者。

 

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