在来作物の民田ナス 目揃い会を開く

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JA鶴岡大山園芸振興部会なす班は6月25日、鶴岡市のJA大山支所で民田ナスの目揃い会を開いた。2018年度は8㌧の出荷を目指す。
民田ナスは、鶴岡市で受け継がれてきた在来作物で、昔から地元の人々に親しまれてきた。小粒で、果肉のしまりが良いため歯ざわりが良く「浅漬け」や「からし漬け」の漬物が人気だ。同班では、全量を同市で漬物を販売する株式会社本長に卸している。
JA指導員がサンプル品を示し、規格を確認した。A品に格付けできるのは品質・形状・色沢が良好で、病虫害・損傷がなく、着色は表面積の6割以上のものと説明。生育は順調で、追肥時期の目安や、病害虫防除など今後の管理についても助言した。
鈴木実班長は「昨年は天候不良の影響で出荷時期が遅れたが、今年は順調。出荷目標数量を超えるよう、みんなで努力して頑張ろう」と呼び掛けた。
株式会社本長の本間光太郎代表取締役社長は「民田ナスのからし漬けは年々取引が拡大しており、地元だけでなく関東にも出荷している。民田ナスという名前を全国に知ってもらえるように販売していきたい」と話した。
同班では、18年度は8人が63㌃で栽培。出荷は6月中旬から10月上旬まで続き、8月に最盛期を迎える。

出荷規格を確認する班員

 

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