「田川そば」「田川焼畑赤かぶ」をテーマに職員が食育授業
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JA鶴岡は11月1日、鶴岡市の田川コミセンで、鶴岡市立朝暘第四小学校の3年生約80人に特産の「田川そば」と「田川焼畑(やきはた)赤かぶ」をテーマに職員が食育授業を行った。
JA生産振興課耕種指導係の佐藤泰紀さんが、「田川そば」の特徴や歴史、ソバを植えてから麺にするまでの流れなどを説明。山間部に畑があり、昼と夜の気温差でおいしいソバが育つことを紹介した。佐藤さんは「地域おこしを目的に結成された田川そばグループでは、栽培から加工、そばの販売までを行っている。食べた人からのおいしいという言葉が励みになるので、新そばをぜひ食べてみてほしい」と話した。
園芸指導係の本間一輝さんは「田川焼畑赤かぶ」の特徴や焼畑農法のやり方、栽培方法などを説明。本間さんは「土をよくするため、夏の暑い時期に山のきつい斜面で焼畑を行っている。高齢化が進み、生産が年々厳しくなっているが、おいしい赤カブをみんなに届けるために頑張っている」と伝えた。
「田川そば」の栽培方法を児童に説明するJAの佐藤さん
「田川焼畑赤かぶ」の栽培方法を児童に説明するJAの本間さん