JA鶴岡が「だだちゃアリーナ」の命名権を取得

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JA鶴岡は、鶴岡市が同市山田に新たに建設した屋内多目的運動場(愛称「だだちゃアリーナ」)の命名権を取得した。

ネーミングライツ(命名権)・パートナー協定締結式が11月10日、鶴岡市役所で行われ、JA鶴岡をパートナーとして契約する協定書に皆川治市長、JA鶴岡の佐藤茂一組合長がそれぞれ署名した。

施設通称は「JA鶴岡だだちゃアリーナ」。契約期間は2021年12月1日から2026年11月30日までの5年間で、総額300万円(消費税別)。命名権料は同アリーナの管理運営費の財源の一部として活用される。式では皆川市長が「県内最大級の人工芝アリーナを多くの皆さまにご利用いただき、競技力向上と健康づくりに寄与する施設になってほしい」と話した。佐藤組合長は「”だだちゃ”という言葉から当JA特産の”だだちゃ豆”が連想されることから、熱き思いをもって応募した。ネーミングライツ・パートナーに選んでいただいたことを役職員一同喜び、組合員の皆さんも誇りに思ってくれていると思う。多くの市民に利用され、愛される施設になることを願う」と述べた。

屋内多目的運動場は大山工業団地内に建てられ、鉄骨造り2階建ての全天候型施設で県内最大級の人工芝運動場となる。1階の人工芝アリーナは48㍍×75㍍の広さで、面積は3600平方㍍。ゲートボールの場合は8面、テニスコートだと4面、フットサルは2面がとれる。2階には1周約230㍍のウオーキングコース、ボッチャや卓球、ダンスなどに利用できるホール(約280平方㍍)も備える。

市では、長く広く市民に愛される施設になるようにと、6月に愛称を募集。応募総数193点から「だだちゃアリーナ」に決定した。エダマメ「だだちゃ豆」は鶴岡市の特産品で全国的にも知名度があり、施設周辺にはだだちゃ豆畑があることなどから選定された。

11月21日に竣工(しゅんこう)記念式典を開き、施設は12月1日にオープンする。

協定書に署名した皆川治市長㊧と佐藤茂一組合長

「JA鶴岡だだちゃアリーナ」となった屋内多目的運動場の人工芝アリーナ

だだちゃアリーナ外観

 

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