おいしい減塩・乳和食を学ぶ/第2回あぐりセミナー

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JA鶴岡は9月20日、鶴岡市農村センターで第2回JAあぐりセミナーを開き、市民25人が参加した。料理家で管理栄養士の小山浩子さんが「乳和食で減塩&アンチエイジング」をテーマに、調理実習と講演をした。

しょうゆやみそなど調味料の代わりに牛乳を使って和食の食塩使用量を減らす「乳和食」。牛乳を分離させることで、牛乳の匂いや味、白さが残らないのが特徴だ。

参加者は、「グルマン世界料理本大賞」の2019年「ミルク&チーズ部門」で2位を獲得した小山さんの著書『やさしい、おいしい はじめよう乳和食』を参考に乳和食を調理。牛乳をふんだんに使って、ホエイとカッテージチーズ、トマトとショウガのおこわ、カボチャのミルクそぼろ煮、春菊とクルミの白あえなど7品を作った。

小山さんは「実は塩分が多い和食を乳和食に変えると、1食で約2㌘の減塩と不足しがちなカルシウムの摂取もでき、うま味とコクも増す。長い人生を健康に過ごすために乳和食を役立ててほしい」と話した。

参加者は「牛乳の香りや味を感じないのに、おいしく栄養たっぷりで素晴らしいと思った」「地域にも乳和食を広めていきたい」と話した。

「JAの時間」では、職員が青年部と女性部の食農教育や仲間づくりなどについて紹介した。

乳和食の魅力を伝える講師の小山さん㊨
全ての料理に牛乳を使った、減塩なのにおいしい乳和食

 

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