もんとあ~る全体会議で今年度総括と次年度計画を確認

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JA鶴岡ファーマーズマーケット「もんとあ~る」は2月20日、鶴岡市のJA大泉支所で全体会議を開いた。産直出荷会員107人が出席した。2018年度の総括と19年度の計画を確認した。

18年度は、7月に、より一層親しまれる直売所をめざし店舗名を「もんとあ~る」に改めリニューアルオープンしたことで、市内での認知度が高まり、年間の来場者数は昨年度より1万人増の約49万人を突破した。一方、夏の高温と大雨、秋の台風により、収穫量と出荷量が減り、産直品が不足した。

19年度は、「新鮮さ」と「品質の良さ」のレベルアップを図るため、検品体制の強化と栽培講習会、目ぞろえ会、品質クレームへの対応強化に取り組む。不便さを軽減するために、商品を1カ所で買い求められるよう「ワンストップショッピング」へ対応する。産地間提携品などの取り扱いや、イベント開催による魅力的な店舗づくりに努めていくことなどを確認した。

ほかに、加工表示の注意点や、農薬の適正使用、栽培履歴書の提出についても呼び掛けられた。

佐藤茂一組合長による「JA鶴岡の情勢報告及び機構改革、産直の役割について」と題した講話では、「人生100年時代。元気に長生きしながら、楽しみの農業、生きがいの農業に取り組んでいただき、もんとあ~るに積極的に出荷してほしい」と激励した。

五十嵐正谷もんとあ~る運営委員長は「所得の向上を目指して、会員同士団結してがんばろう」と呼び掛けた。

JAの情勢報告と産直の役割について講話する佐藤組合長

18年度の総括と19年度計画を確認する参加者

 

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