アルストロメリア・ストック実績検討会を開く
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JA鶴岡アルストロメリア専門部とストック専門部は31日、鶴岡市の農業振興センターと北部集荷場でそれぞれ実績検討会を開いた。関係者延べ50人が出席した。
各実績検討会では、販売実績や各市場担当者から市場動向の報告、栽培管理について説明が行われ、今後の作付け品種の紹介・検討や来年度に向けての課題整理を行った。
アルストロメリアは、2017年の出荷数量が生産者の栽培管理により生育も順調で18万7千本と昨年を超える出荷となり、販売額も昨年を上回った。
市場からは、17年は厳しい状況だったが、色のバランスもよく安定して出荷していただいた。他産地が減少しているいることから今後も継続しての出荷を期待された。
また、ストックについては、例年よりも早めに出荷が始まり、本数、販売金額ともに昨年度同時期に比べて上回っている。しかし昨年度の最終実績には届いていないため、出荷後半で連日の寒さの影響もあり今後厳しい状況が続くが昨年度の出荷本数を超えようと呼び掛けた。
市場からは、天候に左右される状況だが、多くの出荷をお願いしたいと伝えられた。
アルストロメリア品種検討で今後の導入に向けサンプルを紹介した。
ストック専門部実績検討会では、来年度に向けて課題が検討された。