乳和食で減塩・あぐりセミナー

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡は11月27日、鶴岡市農村センターで第4回JAあぐりセミナーを開き、市民43人が参加した。料理家で管理栄養士の小山浩子さんが「乳和食で減塩&ウェルエイジング・健康寿命百歳を目指して!」と題して講演し、乳和食について理解を深めた。

小山さんは、山形県は食塩摂取量が女性がワースト3位(男性は全国ワースト15位)であることを紹介。高血圧の予防や改善には減塩が必須で、和食に牛乳を使う「乳和食」が有効だとすすめた。

だし汁や水を牛乳に置き換えることで、食塩やしょうゆなどの調味料を減らすことができ、牛乳の旨みとコクが加わることで、おいしい減塩食になり、カルシウムも摂取できる。

参加者は乳清ごはん、かぼちゃのミルクそぼろ煮、塩分半分のみそ汁、温めた牛乳に米酢を加えてできるカッテージチーズを試食した。小山さんは「乳和食はこれからの健康寿命100歳時代を生き抜く新しい考え方の和食。周りの方にも伝えていただき、乳和食でおいしく減塩してほしい」と呼び掛けた。

参加者は「乳和食を初めて知った。牛乳を加えると減塩になり、見た目も違和感なくおいしく食べられることに驚いた。家庭でも実践したい」と話した。

「JAの時間」では、企画管理部総合企画課の菅原正成企画係長が、総合事業と准組合員制度を紹介した。

乳和食を使った減塩について講演する小山さん

 

 

topics

この記事に関連する記事一覧