密苗技術での田植え実施
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JA鶴岡米穀畜産課では、水稲の生産コスト低減を目指し、15・16日管内5カ所で密苗技術での田植えが行われた。
密苗による試験栽培は2年目。昨年の試験結果から通常必要とされる10㌃あたり苗箱数が削減され、育苗期間のコスト低減、移植までの作業省力化は確認できているが、各試験圃(ほ)で収量にばらつきもあり、本年度も試験栽培に取り組み栽培マニュアル確立を目指す。
JA全農山形で生育された密苗を使い、かき取り本数など各地区の圃場(ほじょう)条件に合わせた設定で移植を行った。
同課の営農指導員は「昨年は植え込み本数の不足により茎数確保に苦慮した。今年は田植え時の植え込み本数と株数に注視し、収量は慣行技術並み、もしくは増収を狙いたい」と話す。
残った苗を計測する営農指導員