東京の児童に稲作授業 米産地の思い知って
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JA鶴岡青年部は11月13日、東京都江戸川区立第五葛西小学校の5年生を対象にした食農授業を鶴岡市のJA本所とオンラインで結んで行った。
例年は、6月に同市と友好都市の江戸川区の小学校約15校に出向いて、稲作の特別授業を行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンライン授業として企画。市の東京事務所の協力で実現した。
青年部員と児童は、JA本所のパソコンと小学校の電子黒板の画面やテレビ電話を通じて授業を行った。児童は、総合学習や社会科の授業で学んだ米について発表した後、青年部員から農家になったきっかけや米作りでの苦労話、おいしいご飯の炊き方などについて質問しながら話を聞いた。
青年部の佐藤大樹委員長は「オンライン授業という形にはなったが、東京の児童に産地の思いを伝えることができた。今回の経験を基に今後の事業につなげていきたい」と話した。
リモートで米作りについて話を聞く児童
児童からの質問に答える青年部員