松浦敏さん「緑白綬有功章」を受章
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公益社団法人大日本農会(総裁:秋篠宮皇嗣殿下)主催の2020年度農事功績者表彰において、鶴岡市小淀川の松浦敏さんが「緑白綬有功章」を受章した。昭和54年当時県内最大級の規模となるライスセンター建設に尽力、エダマメ栽培における水田畑地化の有効性を実証し市全域の畑地化事業に波及、特産「だだちゃ豆」の全面積特別栽培、減農薬養液栽培によるトマト(年2作)を地元直売所へ全量出荷、集落営農法人連絡組織の役員として県内集落営農組織の連携に貢献、県指導農業士として長年にわたり後継者育成に貢献したことが評価された。
松浦さんは農業経営年数54年。エダマメ、施設トマト、水稲・大豆の複合経営。松浦さんは「一番光栄なことは、これまで農業振興を牽引してきた地域に対し目を向けていただいたこと。受章は地域のおかげであると思っている。これからも農業振興にしっかり取り組んでいきたい」と話した。
同表彰は農事改良の奨励や地域農業の発展に貢献した農業者や功績者を表彰。本県では松浦さんを含め4人が受章した。
「緑白綬有功章」を受章した松浦敏さん