長ねぎ専門部敢闘賞表彰

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JA鶴岡長ねぎ専門部は3月16日、鶴岡市のJA北部集荷場で2021年度の敢闘賞の表彰式を開いた。渡部昌良司専門部長は「非常に高品質なネギを出荷いただいた。この活躍を22年度に生かし、引き続き高品質なネギの生産をお願いしたい」と話し、受賞者に表彰状を手渡した。

「敢闘賞」は、前年対比のA品率アップを軸とし、選別の徹底や前年と比較した出荷量の伸び率などを基に個人を表彰している。

今回受賞したのは、長ネギの部門1位が大滝隆さん(上清水)、2位が佐藤強さん(中京田)、軟白ネギの部門1位が小林雅人さん(下川上)、2位が上野晃人さん(湯野沢)、赤ネギの部門1位が小池伸哉さん(岡山)の5人。

21年度は露地ネギの生育は順調だったが、10月中旬より降雨が続き、病害の発生に苦慮した。また、度重なるひょう害のため葉傷みの影響により等級低下が発生した。

軟白ネギは、育苗は順調に進んだものの定植後高温にあたり、初期生育の確保に難航した。11月中旬より順調に出荷収穫作業が進んだが、寒波による葉折れが全域の圃場(ほじょう)で散見され、正品率に影響し出荷数量は減少した。
22年度は生育状況に応じ、新規生産者向けの細かな栽培講習会やベテラン生産者圃場での圃場巡回など出荷数量増に向けて取り組んでいく。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、総会は書面議決となった。

敢闘賞を受賞した専門部員

 

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