青年部員が子どもたちと野菜苗を定植

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JA鶴岡青年部は5月26日、鶴岡市の児童養護施設「七窪思恩園」で児童と野菜の苗を定植した。

青年部員14人が参加し、トラクターと耕運機で畑を耕した後、マルチを張り、児童が作業しやすいように事前に畑づくりを行った。

青年部の伊藤恒幸委員長は「苗を折らないように優しくつかんで植えて」と注意点を説明しながら植え方を指導。児童らは「これは何の苗」「このぐらいの深さで大丈夫」など質問しながら、ピーマンやトマトなど13品目、約200本の苗を1本ずつていねいに植え付けた。

例年5月に、次代を担う子どもたちに食と農の大切さを伝えることを目的に企画していたが、昨年は新型コロナウイルスの影響により中止。2年ぶり8回目。

今後は、児童が毎日の水やりなど日々の管理を行い、成長していくようすを観察。青年部員は支柱やネット張りなど、児童だけでは難しい部分の手助けを行う。

収穫した野菜は、同施設の食事で児童らに提供されるほか、青年部員らと一緒に収穫感謝祭で味わう予定。

伊藤委員長は「2年ぶりに事業を企画でき嬉しかった。おいしい野菜が収穫できるよう、児童と一緒に見守っていきたい」と話した。

青年部員と野菜の苗を植える児童

青年部員が協力して畑作りを行った

食と農の大切さを伝えた青年部員たち

 

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