春のフェア 家電や寝具特価で販売
JA鶴岡は2月8、9の両日、鶴岡市のJA大泉支所で春のフェアを開いた。家電やガス器具、寝具、オーダーメードの紳士服などを販売。来場者に玉こんにゃくを振る舞った。JAすまいるプラザでは旅行の相談や葬儀の事前相談を行った。2日間で156戸の組合員と家族が訪れた。
冷蔵庫を見に来た来場者は、職員にメーカー毎の機能や特徴などを聞きながら商品を見て回っていた。
パワーアシストスーツを体験
JA鶴岡生産資材課は2月7日、鶴岡市のJA施設2カ所でパワーアシストスーツの実演会を開いた。
西郷支所会場では、2社の製品を用意し、参加者は実際に装着して効果を試した。製品は物を持ち上げる際の腰の負担をサポートするとあって、肥料を実際に持ち上げたり、装着した際の動きやすさを確認したりして、各製品の使い方や特長をメーカーの担当者に確認していた。
体験した参加者は、軽くなるのが実感できたなどの感想が聞かれた。
小菊・スプレーギク実績検討会を開く
JA鶴岡小菊専門部とスプレーギク専門班は2月5日、鶴岡市のJA北部集荷場で2019年度実績検討会を開いた。関係者ら19人が出席した。
小菊の販売額は前年対比90%で、大きなクレームもなく、露地もハウス栽培もシーズン通しておおむね単価が下がらず最後まで販売できた。販売担当者は「力のある産地と戦っていくには品質を上げるしかない。花だけでなく葉っぱも商品の一つなので細部までこだわった出荷をしてほしい」と呼び掛けた。
スプレーギクはほぼ前年並みの実績だが、需要にあった品種構成の成果が単価に表れ始め、過去10年で2番目の出荷数量と販売額だった。販売担当者は「市場から要望されている、需要が多い2Lサイズを1㌜でも多く出荷をお願いしたい」と伝えた。
営農指導員は、小菊の露地作型の一部に10月の台風の影響で茎の折れ曲がったものが一部散見されたことなど、シーズン概況を説明。定植日などの作業日程の目安や、農薬の使用についての注意点などを伝えた。
県庄内総合支庁農業技術普及課の職員は、寒小菊の親株管理について「今年は暖冬でハウス内の温度が高くなるのでほどよく換気することや、適切な防除に気を付けてほしい」と話した。
トマト「りんか409」を学ぶ ハウストマト専門部栽培講習会
JA鶴岡ハウストマト専門部は2月5日、鶴岡市のJA南支所で栽培講習会を開いた。関係者14人が参加。
2019年から作付けを始めたトマト「りんか409」について株式会社サカタのタネの担当者より栽培のポイントを学んだ。
最大のポイントは樹勢の維持として、育苗時の日中の温度が及ぼす影響やスムーズに活着させるためのコツ、育苗時の鉢のサイズも考慮し適期定植することなど温度や灌水(かんすい)管理、元肥の調整や摘果作業について品種特性を伝えながら注意点を伝えた。
参加者は、夏場の温度管理などの質問が出され、学んだことを次の作付けに生かしていく。
春の選抜で活躍を期待 鶴岡東高校へ農産物・激励金を贈呈
JA鶴岡、JA庄内たがわ、全農山形は2月4日、第92回選抜高等学校野球大会に出場する鶴岡東高等学校へ甲子園での活躍を期待し激励金と県産農畜産物を贈った。
春の選抜に41年ぶり2度目の出場を決めた同校を訪れ、JA鶴岡はコメ「雪若丸」と激励金、JA庄内たがわは、山ぶどうジュースと激励金、全農山形は、山形牛と庄内豚を校長、監督、選手代表に手渡し激励した。
齋藤哲校長は「この様な形でお力添えをいただいたこと大変うれしく思う。市、県、東北代表として精一杯頑張ってきたい」と抱負を述べた。
鈴木喬主将は「頂いた米などを食べて誰にも負けない体を作り、万全な状態で臨み一戦一戦集中して戦いたい」と決意を語った。