地元の小学生が庄内砂丘メロンを学ぶ
JA鶴岡西郷支所は7月2日、鶴岡市立豊浦小学校の校外学習を受け入れ、同校3年生14人に特産のメロンについて特徴などを伝えた。
同支所では毎年6月から7月にかけて、鶴岡市内の小学校の校外学習に講師として協力。今年は9校約400人を受け入れる予定。
庄内砂丘にあるメロンの圃場(ほじょう)では、JA職員が管内のメロンの栽培面積や栽培期間、砂丘地で栽培する理由などを説明。
JA西郷選果場では、箱詰めされたメロンがローラーコンベヤーに運ばれて出荷される工程や糖度検査のやり方を見学。児童は、管内では「アンデス」「鶴姫」「鶴姫レッド」の3品種を栽培し、年間50万㌜(1㌜5㌔)を出荷していることなどの説明を受けた。児童からは「メロンを美味しく作るためのポイントは何か」「どうしてメロンを作ろうと思ったか」など多くの質問が出された。見学後、児童は「メロンについてたくさん知ることができた。楽しかった。」と話した。
メロンの圃場を見学する児童
選果場でメロンの糖度の測り方を説明するJA職員(中央)
子どもたちに笑顔を 産直会員が旬の農産物を提供
JA鶴岡ファーマーズマーケット「もんとあ~る」は6月26日、庄内地域の子どもたちに食事を無償提供する「庄内ちいき食堂」に、産直会員より提供いただいた食材を贈った。
もんとあ~るでの食材提供の協力は今回で4回目。
旬のアスパラガスやキュウリ、タマネギ、ニラなどの野菜、中華めんや果物などをご提供いただき、参加した親子に食事のふるまいと各家庭にプレゼントされた。
この日は、鶴岡市の農村センターで、庄内地域に住んでいる33組91人の親子に野菜たっぷりのカレーライスなど、旬の食材を使った食事が提供された。
「庄内ちいき食堂」は、2021年12月に、代表の疋田司さんが食を通じて子どもたちに元気と笑顔を届けたいと運営をはじめた。近年は、毎月最終水曜日に酒田市と鶴岡市の会場を交互に開いており、食事を提供するほか、食材や日用品、ぬいぐるみなどの無償提供や、おもちゃなどを用意し子どもたちがたくさん食べて、元気に遊べるように企画している。これまで約1400人の親子が参加している。
疋田さんは「野菜などの提供をいただき、その種類と量の多さに大変な驚きと感動を覚えた。野菜を食べた子どもたちが「あの味が恋しいので庄内で生きていきたい」と思えるような機会になれたらうれしい。これからも生産者のみなさまにはご支援を賜わりたく、ぜひよろしくお願いしたい」と話した。
産直会員の皆さまよりいただいたたくさんの食材
カレー美味しいね♪
家庭用にお持ち帰りの食材もプレゼント!
青年部が名古屋市の小学校とオンラインで稲作特別授業
JA鶴岡青年部は6月28日、名古屋市の汐路小学校の5年生の児童を対象にJA鶴岡の本所とオンラインで接続して稲作授業を行った。
児童たちは社会科の授業で米づくりについて学んでおり、今回汐路小学校の先生よりJA鶴岡に農家の方よりゲストティーチャーとして授業をしてほしいという依頼があり実現した。
JA鶴岡青年部では3名の盟友が授業を担当し、自己紹介をした後に1年間の米づくりに関する農作業映像を見てもらい、その後児童から米づくりに関する質問を受け付けた。
児童からは「農家をしていてやりがいを感じることは何か」「JAはどんな役割をしているのか」「米づくりが将来どうなってほしいか」などたくさんの質問が出た。
その後、米づくりの課題と対策について触れ、生産者の減少や米の消費量が減少していること、近年の異常気象による影響などを課題としてあげた。
児童は「教科書では学べなかったことを直接聞けて勉強になった」と感想を述べた。
授業を担当した青年部員は「過去のオンライン授業の経験が活かせてよかった」と話した。
オンラインで米作り授業を行う青年部員
米作りへの思いを伝えた青年部員たち
サマージャンボフェア2024開催
JA鶴岡は6月29日、鶴岡市白山地区の中央センター・農機センター周辺で、サマージャンボフェア2024を開いた。
会場には、トラクタなど各種農機や、フェア限定価格の車、4K対応テレビなどの各種家電、ガス器具、仏具、寝具などの生活関連用品も多数展示。253世帯が訪れ、多くの人でにぎわった。
給油所3店舗はガソリンなどの特価販売でフェアを盛り上げた。
機械燃料部の工藤譲部長は「今回の展示会から生活・福祉も中央センターエリアでの一体開催となり、来場された皆さんからは大変好評でした。これからも見直ししながら、喜ばれる展示会にしていきたい」と述べた。
サマージャンボフェア2024を開催
農機の展示ブース
家電ブース
実演を行う福祉用具係