密苗で田植えを実施

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JA鶴岡米穀畜産課では水稲の生産コスト低減を目指し、密苗栽培の試験を進め、5月中旬管内5カ所で密苗での田植えを行った。今回の田植えにより、10アール当たりの苗箱数が通常約25枚必要なところ50株植えで平均7~10枚の使用枚数となり、必要苗箱数が減る事が確認された。また、苗箱1枚当たり乾もみを通常の概ね2倍300㌘に増やしたことで苗が密集しているため、箱施用剤など農薬の使用方法なども確認した。参加した指導員は、「田植え時に必要な苗箱数が減ることが確認できた。苗運び、苗渡し作業の軽減が期待できる。ただ、今までの作業内容と変わってくる部分もある。根張りが順調で強風にも耐えられるかなど、今後の生育状況を見守っていきたい」と話す。

 


密苗での田植えを確認する関係者

苗箱数が減る事が確認された

 

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