園芸品目現地研修会を開く
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JA鶴岡は10月22日、新たな園芸品目に取り組む方を対象に園芸品目現地研修会を開き、生産者や関係者36人が参加した。園芸施設リース事業を活用したミニトマトの圃場(ほじょう)や情報通信技術(ICT)を活用した栽培設備を見学した。
JAでは、県と市の補助事業を活用することでパイプハウスを取得し600坪のハウス団地を形成。更に、JAで助成して生産者へハウスをリースする園芸施設リース事業を創設し、重点品目である「ミニトマト」の生産拡大を支援している。研修会では、今年からハウスを借り受けた、同市長崎の田村裕介さんと阿部晋太郎さんの圃場を見学。
田村さんは「今までより栽培面積が広くなり作業量が増加したが、通路を広く取れ、日当たり・風通しがよくなり品質アップにつながった」と話した。
JA園芸指導係が、労働力軽減を図るため選果機などの小型農機の導入に対し、鶴岡市とJAで助成を行っていることやバラ出荷について説明した。
県庄内総合支庁農業技術普及課産地研究室の、情報通信技術を活用したミニトマト養液土耕栽培、サトイモなどの試験圃場、ハウス自動換気設備も見学した。
参加者からは、栽培時の心がけや実際に苦労していることなど多くの質問が出された。
栽培のポイントを学ぶ参加者
サトイモの圃場を確認する参加者