特産「だだちゃ豆」専用自動販売機が登場
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JA鶴岡は特産「だだちゃ豆」を一年中おいしく味わってもらおうと、鶴岡市にあるJA直売所「もんとあ~る白山店」の入り口前に「冷凍殿様のだだちゃ豆」自動販売機を設置し、8月29日から販売を開始した。茹でた枝豆を急速冷凍していて、自然解凍や流水解凍して味わうことができる。24時間、365日稼働し、年間のべ50万人の来店客に特産物を広くPRする。
商品は人気品種の「白山」「尾浦」のほか、「甘露」「早生白山」を混ぜた「ミックス」の3種類を用意。価格はいずれも1個400㌘、800円(税込み)で、味付け用の塩も添付している。遠方へのお持ち帰りや土産用として保冷バッグも同自販機で販売している。
庄内藩の殿様の発言にルーツを持つ「だだちゃ豆」。同JA産直課ではJA鶴岡創立50周年と酒井家庄内入部400年を記念し、全国でも類を見ない枝豆専用の自販機設置を企画した。商品名は「冷凍殿様のだだちゃ豆」として販売。自販機の両サイドには酒井家の家紋や「だだちゃ豆」の由来などがラッピングされている。
同課の鈴木大亮係長は「とれたてのおいしさを一年中、気軽に楽しんでいただくことで、「だだちゃ豆」が持つ魅力をもっと広げていきたい」と話した。