ネットメロン精算報告会開く
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JA鶴岡と西郷砂丘畑振興会は9月9日、西郷支所で2022年度ネットメロン精算報告会を開いた。出荷数量は約49万4900㌜(1㌜5㌔)で昨年を下回ったが、事前商談による企画販売を中心に計画的に販売できたことなどから高単価を維持し、販売高は約11億3000万円で2年連続11億円を突破した。
報告会は新型コロナ感染拡大防止のため2回に分けて開き、生産者、関係者らが出席した。同振興会の阿部栄喜会長は「平均単価はこれまでにないほどの高単価となったが、数量は50万㌜に届かなかった。次年度は数量、単価ともに今年を超えるよう皆さんからさらなるご協力をいただきたい」とあいさつした。
ハウス栽培は概ね順調に生育し高品質な仕上がりとなったが、露地栽培は6月上中旬の低温、曇天などの影響から着果不良や肥大不足により集荷数量は伸びなかった。次年度に向けて、低温に対する着果安定・果実肥大の安定に関する対策を園芸指導係が提案。安定販売につなげるため、数量や品質の変動を少なく安定生産を目指すことを確認した。
高品質なメロンを栽培した生産者と集落を対象に共励会表彰も行われ、今年は集落の部のみの表彰となり、長崎集落が受賞した。集落を代表して佐藤宏明さんがネットメロン専門部の佐藤重勝専門部長から賞状と副賞を受け取った。