第28回JA山形県大会 改革すすめ危機突破へ

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JAグループ山形は11月5日、山形市の山形テルサで第28回JA山形県大会を開き、県内各JAの役職員約750人が参加。JA鶴岡では役職員28人が参加した。

超高齢化と人口減少の進行、農業の担い手や労働力不足、政府による農協改革や農政改革、環太平洋連携協定(TPP)11・日欧経済連携協定(EPA)の発効、日米TAG交渉など、わが国の食料・農業・農村を取り巻く環境は厳しさを増している。
これらの危機突破に向け、「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の創造的自己改革の実践と、JAの盤石な経営基盤の確立を通じて、組合員とともに農業と地域の未来を切りひらいていくとの決議を採択した。

各JAでは、各地域の実情に応じた具体策に取り組んでいく。


今後3年間の方針を決議したJA山形県大会

 

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地元産の新米に舌鼓/第3回あぐりスクール

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 JA鶴岡は11月3日、第3回あぐりスクールを開き、市内外の小学3~6年生の親子12組35人が参加した。
はじめに、JA職員の菅原隼希指導員からJA鶴岡大泉カントリーエレベーターの貯蔵能力や機械の仕組み、米ができるまでなどの説明を受けた後、同施設内を見学。
 参加した児童は「カントリーエレベーター内は専門工場という感じがし、たくさんの米が入ることがわかった」と笑顔を見せた。
 引き続き、同市農村センターを会場に、管内で生産された新米「雪若丸」「つや姫」「はえぬき」「コシヒカリ」「ひとめぼれ」5品種の食べくらべを行った。品種あてクイズの他、「この本だいすきの会」庄内支部のメンバーによる読み聞かせも行われ、充実した時間を過ごした。
 次回は、2月11日(月)に冬野菜の収穫体験を行う予定。

カントリーエレベーターについて説明する指導員(右)
ご参加いただきありがとうございました!

 

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消費税軽減税率・収入保険制度を学ぶ

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JA鶴岡は11月1日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡でJA鶴岡農政対の研修会を開いた。関係者約80人が出席した。

佐藤茂一組合長はあいさつで、「2018年産米は予想外に大きく減収した。稲刈り前の作柄概況報道では平年並みであったことから農業共済の被害申告を出す人はほとんどいなかったと思う。JA鶴岡では18年産米の主要6品種60kgにつき600円の仮精算を11月に実施し、米の減収支援策として異常気象対策資金を創設した。また、園芸振興対策費の支出など、組合員の所得増大のために全力を尽くす」と述べた。

研修会では、「消費税軽減税率導入における課題と影響」と題して講演した税理士の栗山賢陽氏は、消費税の課税の仕組みと農作物の販売に軽減税率制度が導入されることを説明し、軽減税率をめぐる課題や23年から導入されるインボイス制度についても説明した。

また、「収入保険制度の内容について」と題して、農業共済組合連合会主事の髙橋秀氏と山形県農業共済組合庄内支所収入保険推進課長の佐藤秀樹氏から19年1月から始まる収入保険の仕組みや加入申請の具体的な方法が説明された。高橋氏は、収入保険は青色申告を行っている農業者が加入することができ、自然災害だけでなく、価格の下落なども含め、さまざまなリスクから農業経営を守る制度だと伝えた。


収入保険制度を説明する髙橋氏

 

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あぐりセミナーで「もんとあ~るの野菜を使った季節の離乳食講座」

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JA鶴岡は10月31日、鶴岡市農村センターで第3回JAあぐりセミナーを「直売所もんとあ~るの野菜を使った季節の離乳食入門講座」と題して開いた。母親やその家族、子どもなど14人が参加した。
若い世代の方にもJAの事業を身近に感じてもらおうと、初めて離乳食講座を企画。参加者が講座に集中できるようにと託児スペースを設置し、生後5~11カ月の乳児を預かった。
「JAの時間」では、JA金融部共済課の小松恵里子推進係長が、こども共済を紹介した。
講師は鶴岡市で管理栄養士として活動する小林恵美さんが務め、離乳食の進め方や成長の目安などを説明。調理実習では、カミカミ期(9~11カ月)を対象とした離乳食「庄内風ベビー芋煮、鮭のバターソテーリンゴソースかけ、ホウレンソウののりあえ、5倍粥(がゆ)」を料理し、子どもと試食した。
小林さんは「最初はきちんとだしを取り、素材の味をいかして味付けは薄味に」「大人の料理を作る時に煮るなどの工程までは一緒に作り、一部取り分けて味付けすると簡単」などとアドバイス。参加者同士、子育ての不安や悩みなどを共有しながら料理を完成させた。
参加した渡邉佳代子さんは「味の濃さを確認しながら作れたので参考になった。子どももおいしそうにたくさん食べてくれてよかったし、楽しく過ごせた」と話した。JAの時間については「共済についてゆっくり聞く時間がないので聞くことができてよかった」との感想が聞かれた。

後期離乳食の調理実習をする参加者

親子でおいしく試食した

 

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女性部北支部がハーバリウム作りを体験

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JA鶴岡女性部北支部輝き部会は10月26日、鶴岡市のJA農業振興センターで手芸講習会を開き、部員35人が参加した。
市内でフラワーショップ「花蔵」を営む三浦淳志氏を講師に招き、ハーバリウムを作った。ハーバリウムとは、標本植物と言う意味で、ガラス瓶にドライフラワーやプリザーブドフラワーなどの植物を入れて、専用のオイルで満たしたもの。
参加者は、用意された花の中から出来上がりをイメージしながら好みのものを選んでいき、瓶に詰めていた。花をピンセットで飾る作業に悪戦苦闘しながらも、講師のアドバイスを受けながら、丁寧に作業を行っていた。
参加者は「思い通りの場所に花が固定できず難しかったが、オイルを注ぐと花の色が鮮やかになりきれいな作品になった」と話した。

 

講師の三浦さん㊨から作り方のコツを教わる参加者。

素敵な作品が完成。

 

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赤ねぎ目揃い会 出荷規格統一へ

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JA鶴岡長ねぎ専門部は10月25日、鶴岡市のJA鶴岡北部集荷場で赤ネギの目揃い会を開いた。関係者16人が参加。

伊藤鉄也専門部長は「今年から出荷規格を見直した。これから出荷が始まるので新しい規格で間違わずに出荷してほしい」と呼び掛けた。

営農指導員と出荷規格や荷姿についてサンプルを示しながら変更点を中心に説明。全長や白根部分の赤色の割合など選別基準や箱詰め、出荷調整時の注意点を伝えた。

販売担当は「鶴岡産は色回りがきれいだと評価されている。葉など見た目もきれいに出荷することが高値につながるため、調整作業に注意してもらいたい」と要望した。

同専門部の18人106㌃で栽培し、主に10月~1月頃までの出荷が予定されている。


サンプルで出荷時の注意点を確認する生産者

 

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農機・自動車・資材・生活商品を多数展示 秋のビッグフェア2018

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JA鶴岡は10月20・21日、鶴岡市白山のJAすまいるプラザ・中央センター周辺で、秋のビッグフェア2018を開き、農機、自動車、資材、生活用品などを多数展示し、家族連れなど多くの方が訪れた。

会場には、トラクタ、田植え機、コンバイン、管理機などの農機や、新車・中古自動車などを多数展示。暖房機や有機ELテレビなどの各種家電製品、ガス器具、仏具、寝具などの生活関連用品やフェア限定の生産資材も販売した。

子ども向けに、お菓子釣りや、トラクタに乗って家族記念写真サービス、バッテリーカーや車への落書きコーナーもあり、来場者は親子で一緒に楽しんでいた。

1日3回計60本の商品が用意されたお楽しみ抽選会や、給油所JASS-PORT鶴岡のガソリン・軽油の大特価と粗品進呈も企画。田川そば、きんつま焼きの販売、豚汁やあんこ餅、玉こんにゃくのふるまいなどで、フェアを盛り上げた。


色々な農業機械が展示された

新車・中古車なども多数展示


自動車への落書きコーナー


生産資材コーナー


家電コーナー

2日間で60本当たる抽選会は大盛り上がり

あんこもちのふるまいでおもてなし

 

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女性部上郷支部「かがやき講座」でポーセラーツ体験

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JA鶴岡女性部上郷支部は10月17日、鶴岡市のJA上郷支所で、組合員家庭の女性を対象に第3回かがやき講座「ポーセラーツ体験教室」を開いた。受講生15人が参加し、作品作りを楽しんだ。

ポーセラーツは、シール感覚で使える転写紙で磁器に絵柄を自由に絵付けするクラフト。転写紙を貼ってデザインした後、800度の電気炉で焼いて仕上げる。

鶴岡市のアトリエ野の花の渡部真喜さんを講師に招き、参加者は磁器に好みの転写紙を貼り付けた。参加者は「模様を決めるのにわくわくした。焼き上がりが楽しみ」と話した。

次回は11月におこし作りを予定している。

 白い磁器に転写紙を貼り好みのデザインに仕上げる受講生。

自分だけのオリジナル作品が完成。

 

 

 

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産直会員研修会 直売所会員の取り組みを学ぶ

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JA鶴岡の直売所「もんとあ~る」は10月17日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で産直会員研修会を開いた。生産者や関係者約110人が参加。
JAさくらんぼひがしねの直売所「よってけポポラ」の産直会員・浅野目敏裕氏より「よってけポポラで如何にして収益を上げたか」と題して講演。
元々サラリーマンだった浅野目氏はサクランボ農家で妻の実家がある東根に移住、就農して8年目となる。就農当時、農業でサラリーマン時代より稼ぐ事を目標に、地域に密着した技術の向上、仲間作りの必要性や作付け、売り上げ内容の見直しにより直売所の売り上げを5倍以上に増やすことを目標にした。
野菜の作付けを拡大するなど順調に売り上げを伸ばしており、直売所を通して感じたことや今後の課題を伝え「直売所は、生産者自身が中心となって盛り上げないと売り上げは伸びない。皆さまの手でもんとあ~るを盛り上げてもらいたい」と呼び掛けた。
参加者からは値決めについてなど多くの質問が出され、直売所での取り組みのコツを学んでいた。


直売所での取り組みを話す浅野目氏

 

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「つるおか大産業まつり2018」で多くの市民に食と農をPR

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鶴岡市が主催する「つるおか大産業まつり2018」が10月13日・14日の2日間、鶴岡市の小真木原運動公園で開かれた。JA鶴岡や青年部など各組織が出店。来場した多くの市民に農業やJAをPRし会場をにぎわせた。
天候にも恵まれ、2日間で3万5000人(主催者発表)と過去最高の来場者数となった。
青年部が販売した熱血焼きそばには、昼時から客の列が途切れず、盟友たちの威勢のいい掛け声も売り場を盛り上げた。女性部は、大鍋を使った米粉入り豚汁うどんの他、今年から玉こんにゃくも販売、追加で準備するなど予想をうわまわる売り上げとなった。
新米の販売コーナーでは、大人気一升マスでの量り売りの他、本格デビューの新品種米「雪若丸」が販売。鶴岡のお菓子や加工食品が集まった「つるおか名物コンテスト」も開かれ、鶴姫レッドアイスクリームを出品し市民にPRした。
農産物・JAクイズコーナーは、展示した管内農産物や地域貢献、総合事業、准組合員制度を紹介するパネルの中から出題、アレンジフラワー・メロンなどの農産物を正解者には抽選でプレゼント。答えを探しながらJAの取り組みを学んでいた。
その他、ミカンの詰め放題、メロン・だだちゃ豆等のアイスや田川そばの郷が作る打ちたての手打ちそば、きんつま焼き、パンハウス庄内、田川カブ、もんとあ~るの農産物販売、精肉・卵の販売、庄内フラワーショーへの出品などでまつりを盛り上げた。

 


青年部 熱血焼きそば

 


女性部 大鍋を使った米粉入り豚汁うどん

 


ミカンの詰め放題

 


レッドメロン・だだちゃ豆などのソフト販売

 

パンハウス庄内

 

もんとあ~る 農産物の詰め放題・加工品の販売

 

菓子工房けさらんハウス きんつま焼き・かき氷

 

田川焼畑生赤かぶの販売

 

新米の販売・一升マスでの量り売り

 

打ちたての田川そば

 

精肉・卵の販売

 

農産物・JAクイズで農産物をプレゼント

 

「つるおか名物コンテスト」に鶴姫レッドアイスクリーム出品

 

 

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