園児にサツマイモ苗の定植を指導 青年部北支部
JA鶴岡青年部北支部は5月23日、鶴岡市播磨で栄保育園の園児21人とサツマイモ「紅はるか」の苗を定植した。
事前に青年部員が畑づくりを行い、マルチを張るなど園児が作業しやすいように準備した。
はじめに青年部員が苗の植え方の手本を見せながら説明。園児らは丁寧に土を掘り、160本の苗を1本1本手植えし、やさしい手つきで土をかぶせた後「おいしいサツマイモができますように」と声を掛けながら水をかけた。
サツマイモは秋に園児たちが収穫し、保育園の食事で提供される。
青年部員に教わる園児たち
頑張って植えたよ!
サツマイモ大きくなーれ!
上郷小学校の児童が田植えに挑戦
鶴岡市立上郷小学校5年生15人が5月23日、学校近くの水田で米「はえぬき」の田植えに挑戦した。JA鶴岡の理事、青年部上郷支部の盟友や上郷事業所の職員など8人が指導した。
開会式では、JA鶴岡の難波篤理事が「苗を1本ずつ丁寧に植えてほしい。一生懸命田植えをして、秋には美味しいお米を収穫できるように頑張ろう」とあいさつした。
JAの指導員から植え方の説明を受けた児童は、苗を手に、慎重に前に進みながら丁寧に植えていた。
児童は「田んぼの土がぬるぬるして大変だった。こんなに大変な仕事をしている農家さんがすごいと思った」と話した。
今後は稲の生育を観察しながら、秋には稲刈りを行う予定。
あいさつする難波理事
青年部と一緒に田植え
田植え楽しいね♪
キュウリ目揃い会で規格を確認
JA鶴岡大山園芸振興部会ハウスキュウリ班は5月23日、鶴岡市のJA北部集荷場でキュウリの目揃い会を開いた。
JAの販売担当者は、市況や小売店での販売状況や他産地の販売状況、加工品会社での利用状況などを伝え、生産者と出荷規格を検討した。生産者はサンプルを手に取り、太さや長さ、色、曲がりなど規格を確認した。
JAの園芸指導係は「収穫は、花芽をきれいに取り、イボを落とさないように収穫・箱詰めしてください」と呼び掛けた。
出荷は例年並みの5月5日から始まり、これから最盛期を迎える。出荷は7月中旬まで続く。
出荷サンプルを確認する生産者
きらめきカレッジ開校 家庭菜園と地元産大豆でみそ造りを学ぶ
JA鶴岡は5月18日、鶴岡市農村センターで女性大学「きらめきカレッジ」を開校した。9期生6人と新たに加わった10期生7人の計13人が家庭菜園とみそ造りを学んだ。
みそ造りの講師には同市の有限会社いとうファーム代表取締役社長の伊藤稔さんをお迎えした。
受講生は30分ほどかけて地元産大豆「エンレイ」を手でつぶす作業を体験。つぶした大豆に米こうじと塩を混ぜ合わせて完成させた。みそは9月ごろから味わえる。伊藤さんは、全国の小学校で大豆から学ぶ命の大切さを伝える食育授業の取り組みなどについて説明。受講生は「大豆をつぶすのは大変だったが、楽しく作ることができた。できあがりが楽しみ」と話した。
家庭菜園講座では、JA園芸指導員から植え方のコツや今後の管理、収穫のポイントを学んだ。今回はポテトバッグにジャガイモを各自で植える。
同カレッジは、管内の20~50代の女性を対象に2年1期で全10回の講座で学び、自分を磨くことを目的に2015年に開校。
副学長の小南美穂理事は「2年間さまざまな内容のカリキュラムを学ぶことができる。みなさんで楽しく交流しながら趣味や生きがいを見つけ、充実した時間を過ごしましょう」とあいさつした。
「JAの時間」では、職員がJAの事業や理念、地域貢献活動などを紹介した。
みそ造りを教える伊藤さん㊨
美味しいみそになりますように!
植え方のコツを説明する指導員㊥
目標必達へ金融推進大会を開く
JA鶴岡は5月18日、鶴岡市の農村センターにJA役職員80人が集結して金融推進大会を開いた。信用・共済事業の表彰や推進方策について確認を行い、全員で頑張ろう三唱をして目標達成を誓った。
佐藤茂一組合長は「JA鶴岡では正組合員数が毎年約100人減少する中、准組合員数は約150人の増加となっている。准組合員のJA利用率は正組合員より低いため事業利益の確保が難しくなる。今後は、准組合員の方々にJAを利用していただけるよう取り組んでいく必要がある。年間活動方針にのっとり職員全員がともに助け合い創意工夫して頑張ってもらいたい」とよびかけた。
信用部門は、利用者の利便性向上とネットバンクやJAアプリ、年金口座の指定、給与口座などの利用を推進を行い、農業メインバンクとしてより有利な商品提供を行いながら融資の利用拡大に取り組む。
共済部門は、WebマイページやJA共済アプリを推進、相互扶助を事業活動の原点とし「あんしんチェック」を柱に未訪問世帯の解消を図り、お客様本位を基本に多様なリスクへの提案活動に取り組む。
共済目標達成ダルマに瞳を入れる佐藤組合長
がんばろう三唱する職員
豊穣祈願祭で豊作や農作業の安全を祈願
JA鶴岡は5月17日、鶴岡市の金峯神社で豊穣(ほうじょう)祈願祭を開き、JAの役職員24名が参列して豊作と組合員所得の向上を祈願した。
佐藤茂一組合長は、「今、米が品薄状態で価格が高騰していると聞く。そんな中、今年の作付面積はほぼ前年同様となっていることから概算金が上がることを期待している。販売高100億円を達成することが組合員の皆様の所得向上につながる。生産指導から販売まで職員一丸となって目標達成に向けて頑張ってもらいたい」と呼び掛けた。
豊作と農作業の安全を祈願する役職員
今期の湯田川孟宗直売所の営業終了日について
今期の湯田川孟宗直売所の営業終了日について
今期の湯田川孟宗につきましては、5月19日(日)の営業をもって直売所の営業を終了いたします。
今期も多くのお客様よりご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
来年も営業予定です。またご来店をいただきたくお願い申し上げます。
【お問い合わせ】
JA鶴岡園芸特産課(菅原)TEL:070-6955-4594
京田小学校の児童が田植え体験
鶴岡市立京田小学校の5年生29人は5月10日、学校脇にある5㌃の学校田で米「はえぬき」の田植えに挑戦した。晴天に恵まれ、農家とJA鶴岡青年部北支部、北支所職員が協力し児童に手植えの方法を教えた。
児童たちは、青年部の五十嵐悠亮さんより苗を4~5本とって、十字の印がついているところにしっかりと植えていってほしいと教わり、苗を手に慎重に前に進みながら丁寧に植えていた。
児童からは「田んぼに足をとられて最初は慣れなくて大変だったけど、楽しかった」、「初めての手植えは、想像よりも難しかった。秋の収穫も楽しみ」と笑顔があふれた。
今後は、稲の生育を観察しながら、秋には稲刈りの体験を行う。
水田に苗を植える児童
苗を受けとる児童
月山高原牧場で入牧始まる
鶴岡市羽黒地区にある庄内広域育成牧場(月山高原牧場)で14日、繁殖用に育てられている和牛の入牧が始まった。同市や酒田市、庄内町、遊佐町の畜産農家から和牛約107頭が運び込まれ、JA鶴岡管内の5戸からは17頭が入牧した。
同牧場は標高約350㍍にあるので夏でも涼しく、高低差があるため足腰を鍛えるのに最適の環境となっている。和牛は年齢や畜種などで分けられ、体重や体高測定、健康状態確認の後、約96㌶の牧草地に放たれた。
入牧後には安全祈願祭が行われ、牛の健康と成長を祈った。
春から秋まで放牧して育てる夏山冬里方式は、1976年から導入されている。
入牧させた同市西京田の和牛繁殖農家、佐藤正さんは「放牧する為に生草を少しずつ与え、牛の体調を整えてきた。緑豊かな大自然の中で自由に駆け回り、足腰を鍛えて健康に育ってほしい」と話した。
今シーズンは10月31日に下牧する予定。
牛を入牧する佐藤さん
SEADS第5期生に講話
JA鶴岡では5月9日、鶴岡市農業経営者育成学校「SEADS」(シーズ)の研修生へJAの組織や事業について講話をした。
JA鶴岡の佐藤茂一組合長が講師を務め、同市千安京田の同校で今年4月に入校した第5期生5人が受講した。
講話では、JAの役割と営農の核となる3事業「販売・購買・営農指導」について解説した。特に営農指導事業は生産者とJAをつなぐパイプ役であり、生産者の最も身近な相談相手として農業経営をサポートする要の事業であることを説明した。
佐藤組合長は5期生から、水稲の大規模経営、水稲と園芸の複合経営、産直出荷中心といった各自の将来のビジョンを聴き「2年間の中で希望通りの研修ができるよう応援する。また、地域の方々とコミュニケーションを取り、信頼を得ることも農業経営では大事になる」とアドバイスした。
JA鶴岡では、次世代の担い手確保に向けた支援として県や市など関係機関と連携し、各種事業の活用や就農支援の実施、新規園芸品目の講習会等を開いていることを紹介した。
講話の後、今野大介生産振興課長がJA鶴岡が独自に取り組んでいる生産者の所得確保やコスト低減策を説明し、同JAの直売所「もんとあ~る」や販売品目のオススメ栽培情報についても紹介した。
SEADS研修生に講話する佐藤組合長