第2回あぐりスクールを開催
第2回目のあぐりスクールが6月28日、「スイカに模様づけ&メロンの選果場見学」をテーマに西郷地区で開かれ、親子19組が参加しました。
西郷選果場で行われた選果場見学では、メロンが入荷されている風景を見ながら、指導員より鶴岡産メロンの特徴や収穫などが説明されました。見学後には、冷たい食べごろメロンが差し入れられ、参加者は美味しそうにメロンを味わいました。
その後は西郷地区の圃場にて、前回定植されたスイカの模様づけを行いました。親子で協力しながら千枚通しでスイカを掘って、個性あふれる作品を作り上げていました。今回模様づけしたスイカは、来月行われる次回あぐりスクールで食べる予定です。
おいしいメロンにみんな笑顔
スイカの成長が楽しみです
第42回通常総代会を開催
JA鶴岡の事業を総括する第42回通常総代会が、6月20日に東京第一ホテル鶴岡で開かれ、400人の総代が出席。25年度事業報告および剰余金処分案、平成26~28年度中期経営計画、第10次地域農業振興運動計画など付議された全8議案が協議された。
今野毅組合長はあいさつで「日本の成長を模索する動きの中で、JAの存在が問われている。民間の組織である我々は、自らの知恵と力で、時代に則した組織に変わっていかなければならない。そのためにも、総代の皆様と情報を共有しながら、充実したJA鶴岡にむけて一層のご協力をいただきたい」と、感謝と展望を語った。
平成25年度事業では、受託販売品取扱高が82億9203万円となり、前期比0・6%増となった。米穀部門では、一等米比率98・1%と良好な成績となったが、平成24年産米が高米価だったことの反動により、米価・販売が伸び悩んだ結果となった。園芸部門では、不作となっただだちゃ豆を除いて概ね順調に経過した。特にミニトマトの販売高は3億円を突破して、メロン・だだちゃ豆に続く主力品目に成長している。また、第二の販売事業として昨年7月に拡充した産直館白山店は、対前年比同月比で130~140%と順調な運営状況となった。
平成26~28年度中期経営計画では、10年後の当JAのあるべき姿「組合員・地域・消費者・社会からの信頼を高め、地域と共に生きるJA鶴岡」を念頭に、各事業所ごとに平成28年度までの行動計画が策定された。また、10年後の管内農業を見据えた長期戦略である第10次地域農業振興運動計画が策定され、「①担い手育成・生産力安定化戦略、②産地品目育成・定着化戦略、③農地保全・利用活性化戦略、④地域共生戦略」の4つの戦略について挑戦していく事が確認された。
剰余金処分案では、0・6%の出資配当を行うと共に、事業分量配当金として平成25年度生産資材供給高に対し0・5%、平成25年度主食用米等に対し1俵当たり30円の利用高配当を行う事が決定した。
また、総代会に先立って平成25年度高品質米生産共励会表彰が行われ、「個人総合の部」、「品種の部(5品種)」でそれぞれ表彰が行われた。
なお、特別決議として「TPP断固反対に関する特別決議」を全会一致で採択した。
青年部で江戸川区小学校稲作特別授業
児童たちに食と農への理解を深めてもらおうと、青年部では6月12.13日に、友好都市盟約を結ぶ東京都江戸川区の小学校25校で「庄内米づくり特別授業」を行いました。
参加した盟友15名は、それぞれ各小学校に出向いて授業を行いました。同区の約8割の小学校では、給食に庄内産はえぬきが使われており、いつも給食で食べているお米を作っていると説明された子供たちは「いつも美味しいお米をありがとうございます」などと感謝の言葉を語っていました。
また、5月中旬には同区内50校以上の小学校にはえぬきの苗を当青年部が提供しており、小学校ではバケツの中で大きく育っている姿も確認できました。
この特別授業は今年で22年目を迎えます。当青年部では、今後も江戸川区民祭りなどへの参加を予定しており、同区との交流を深めていきます。
授業出発前の盟友たち
庄内米の素晴らしさを教えました
【公告】第42回通常総代会の開催について
鶴岡市農業協同組合第42回通常総代会を下記により開催いたしますので、本組合定款の定めにより公告いたします。
記
1.開催日時 平成26年6月20日(金) 午後2時 (受付:午後1時)
2.開催場所 東京第一ホテル鶴岡 鳳凰の間
3.付議事項
第1号議案 平成25年度事業報告及び剰余金処分案の承認について
(報告事項:報告事項:平成25年度貸借対照表、損益
計算書、及び注記表の内容並びに全国監査機構の監
査報告及び監事の監査報告)
第2号議案 定款の一部変更について
第3号議案 農地利用集積円滑化事業規程の一部変更について
第4号議案 農業倉庫業務規程の一部変更について
第5号議案 第10次地域農業振興運動計画の設定について
第6号議案 平成26~28年度中期経営計画の設定について
第7号議案 賦課金の徴収について
第8号議案 平成26年度における理事および監事の報酬について
平成26年 6月 5日
鶴岡市農業協同組合
代表理事組合長 今野 毅
第1回あぐりカレッジを開催
今年度第一回目となるあぐりカレッジが、5月29日に大泉地区で開かれました。
この日は「夏野菜を植えよう&笹巻を作ろう」をテーマに、子育て世代の女性23人が参加しました。はじめに、矢馳集落の圃場に移動し、だだちゃ豆とかぼちゃの定植を行いました。参加者は、圃場提供者や指導員に定植のポイントを教わりながら、収穫への願いを込めて定植を行いました。
次に、鶴岡市農村センターにて、笹巻き作りを行いました。女性部の菅原英子さんが講師となり、笹巻き作りのコツを教えながら、それぞれの笹巻きを完成させました。
今回、市内より参加した鬼頭直子さんは「大好きなだだちゃ豆の定植が体験できてとてもよかった。夏の収穫がすごく楽しみです!」と笑顔で語ってくれました。
あぐりカレッジは、収穫体験を通して、地元の農業と旬の農産物、それらを使った昔からの食べ方等を学習してもらい、食の大切さと地産地消の推進、あわせて農業・JAへの理解を求めることを目的として当JAが主催しています。また、子育て世代が対象ということで実施している託児サービスも好評です。
大きくなーれ!と願いを込めました
笹巻き作りに挑戦です
生産組合長会が鶴岡市長を訪問
生産組合長会の阿部元成会長と江川喜一副会長が5月27日に鶴岡市役所を訪れ、榎本鶴岡市長に就任挨拶を行ないました。
榎本市長は二人を激励した上で「最近はTPP以外にもJAのあり方などが議論されているが、まだまだ現場の実情が知られていない場での議論が先行している。積極的に現場の声や意見を市に届けていただき、その提案を県や国に繋げていきたい」と話しました。
また生長会側からは、西郷砂丘畑を有効活用する方策や鳥獣被害対策、若い世代が新規就農しやすくなる施策などが要望として挙げられました。
現場の声の重要性を訴えた
左より阿部会長、榎本市長、江川副会長
第1回あぐりセミナー&開講式を開催
JA鶴岡では5月20日、第1回のあぐりセミナーを鶴岡市農村センターで開催し、90人が参加しました。
同セミナーは、鶴岡の食と農への理解を深め、健康で豊かな生活を送ることを目的とし、参加者同士が交流を図りつつ楽しみながら学べる内容の研修を年5回予定しています。
はじめに管理栄養士の小川豊美氏より、「New和食!?話題の乳和食で健康に」と題した講話が行われました。減塩を中心にした栄養改善や病気の予防、減塩乳和食メニューが紹介され、参加者は日頃の食生活を見直すきっかけにしていました。また、「牛乳の新たな活用法がわかって勉強になった。毎日の食事に取り入れたい。」との声が参加者より聞かれました。
さらに、JA職員による「歯っぴー♪歯あわせ体操」が行われ、舌の筋肉を鍛える体操や口の機能を向上する体操を実践しながら、口腔ケアの大切さを学びました。
同セミナーの今後のスケジュールは、下記の通りです。
【平成26年度今後のあぐりセミナー】
●野外研修「最上地方の自然に触れる旅」…7/3
●「家の光文化講演会と共催」…10/2
●実習「クリスマスリース作り」…12/2
●実習「体を動かす健康レクリェーション」…2月下旬
講師の小川豊美さん
「三百六十五歩のマーチ」での行進は大盛り上がり
第1回あぐりスクールを開催
JA鶴岡では、今年度第1回目となるあぐりスクールを5月17日、市内の親子48人が参加して西郷地区農林活性化センターで開校しました。
あぐりスクールは、農業や食について理解を深めながら、親子の絆を深めてもらうことを目的とし、一年を通して親子でさまざまな体験をするイベントで、今年度は全5回のスクールを予定しています。
この日はあいにくの悪天候のため、予定されていた夏野菜の植え付けが中止となり、代わりに企画された「ハスの実フラワークラフト作り」では、職員の指導のもと、ハスの実を丁寧に切りぬき、枝が折れないように気をつけながら個性あふれる作品を完成させていました。その後は笹巻き作りに挑戦し、げんき部会員から笹巻の巻き方を学びました。初めは苦戦していた参加者も、上手く巻けるようになると「面白いからもっと巻いてみたい!」と笑顔で話していたり、鶴岡特有の黄色いもち米を見て感動していました。下ごしらえから笹の巻きかたまでの一連の作業を学びました。
また、昼食には農産加工グループ手作りの孟宗汁と女性部員手作りの笹巻きが振る舞われ、参加者は旬の地元料理に舌鼓を打っていました。
次回の第2回スクールは6月に「スイカに模様付け&メロンの選果場見学」を予定しています。
【平成26年度あぐりスクール】
①「夏野菜を植えよう&笹巻を作ろう」…5月17日
②「スイカに模様づけ&メロンの選果場見学」…6月中旬~下旬頃
③「スイカの収穫&夏野菜でバーベキュー」…7月下~8月上旬頃
④「そば打ち体験&庄内柿収穫・干し柿を作ろう」…11月上旬頃
⑤「お花の摘み取り&フラワーアレンジメント」…2月上旬頃
素敵なフラワークラフトが完成
げんき部会員直伝の笹巻き作り
中学2年生が産直館駅前店を職場体験
職場体験授業の一環として、5月13日、鶴岡第三中学校の2年生2名が産直館駅前店での業務に挑戦しました。
職員から接客などの基本指導を受けた2人は、緊張した面持ちながらも声高らかに「いらっしゃいませ!」とお客様に声を掛けながら、商品の陳列などに取り組みました。
生徒の海藤恭介君は「初めての体験で緊張していますが、あいさつをしっかりがんばりたい」と話し、齋藤功汰朗君は「お客様に元気いっぱいに対応したいです」と笑顔を見せていました。
当JAでは今年度、産直館各店舗やショートステイ愛あい館、げんき館デイサービスセンターなどで申し入れのあった中学校の職場体験授業受け入れを実施・予定しています。
今野組合長も激励
指導を受けすっかり店員です
「母の日に贈ろう!フラワーアレンジメント教室」を開催
産直館では5月6日、母の日のプレゼントを作成する教室「母の日に贈ろう!フラワーアレンジメント教室」を大泉支所ホールで開催し、親子8組が参加しました。
講師には、花き生産者の佐藤民子さん(西沼)を迎え、オアシスへの花の挿し方やアレンジの方法等についてのポイントを教えていただきました。子どもたちは保護者のサポートも受けながら、鶴岡産の花をふんだんに使用したオリジナリティあふれる花かごを完成させていました。
完成後には白山茶寮でも人気の「だだちゃ豆シェーク」がプレゼントされ、参加者は「おいしい!」と舌鼓を打っていました。
今回作った花かごは、母の日に子どもたちからお母さんにプレゼントされる予定です。
お母さんに感謝をこめて
素敵な花かごが出来ました