女性部員が伝統料理を生徒に伝授

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡女性部は2月8日、鶴岡市の県立鶴岡中央高校で伝統料理講習会を開いた。食文化が多様化する中、地域の郷土料理や伝統食などの食文化を次の世代へ継承しようと企画し、今年で4回目。

女性部員9人が講師を務め、同高校の総合学科家政科学系列食物系2年の生徒16人と一緒に、弁慶飯、温海地域に伝わるうるち米で作った棒状の餅「べろべろ餅」のすまし汁、イタドリの炒め煮、水ようかんの4品を作った。

女性部副部長の佐藤雪子さんと石塚公美さんが料理の作り方を説明後、各班に分かれ調理開始。 各班に女性部員がつき、生徒に食材の切り方や手順などを教えながら、和気あいあいと調理を進めた。

生徒からは「伝統食の作り方が学べてよかった。楽しみながら調理できた」との感想が聞かれた。

作り方を説明する女性部員ら

一緒に調理しました

伝統料理が完成

ありがとうございました!

 

 

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水田リノベーション事業(大豆)説明会を開催

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡営農販売部は2月8日、鶴岡市のJA農業振興センターで水田リノベーション事業(大豆)と水田麦・大豆産地生産性向上事業にかかる説明会を開催した。生産者と鶴岡市農政課、JA職員の約40人が参加した。

説明会では、最初に「水田リノベーション事業(大豆)」、次に「水田麦・大豆産地生産性向上事業(=麦豆プロ事業)」を市農政課職員がそれぞれ説明した。

水田リノベーション事業(大豆)は産地と実需者が連携し実需者ニーズに応えるために低コスト生産などの取組を行う農業者を支援する。支援内容は面積に応じて10㌃あたり4万円が国から交付される。

麦豆プロ事業は麦・豆の団地化・生産性向上に向けた営農技術・機械などの導入を支援する。対象は150日以上農業に従事している者が5人以上で組織する団体または法人。麦・豆栽培面積の団地化、生産量の増加などの要件がある。支援内容は営農技術導入の場合で10㌃あたり1万5千円以内、生産性向上に向けた機械・施設導入の場合で50万円以上5000万円未満の設備費用で半額以内を国が補助する。

説明を聞く生産者

 

 

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農業所得に係る税務研修会を開催

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡農政対策推進協議会は2月3日、鶴岡市のJA農業振興センターで農業所得に係る税務研修会を開催した。講師に鶴岡税務署個人課税第二部門と鶴岡市課税課の職員2人を迎え、地区青色申告会役員とJA役職員の約30人が参加した。

農業所得の申告・納付期限について「2020年分所得税の確定申告期間と緊急事態宣言の期間が重なることを踏まえ、申告所得税、贈与税、消費税(個人事業者)の申告・納付期限が全国一律で後ろ倒しになり、4月15日まで延長になった」と税務署の講師が説明。また、2021年度税制改正の大綱が閣議決定され、2021年4月1日以降に提出する税務関係書類については押印を要しないことを周知した。ただし、一部書類についてはこれまで通り押印が必要となるものがあると補足した。

市の講師は所得税と市県民税の違いを説明。市県民税は確定申告が不要な場合でも申告が必要になるケースがあり、申告しないことで国民健康保険税や各種保険料の軽減などの恩恵が受けられない場合もあると注意を呼び掛けた。

参加者からは新型コロナに関する給付金や補助金の扱いについてなどの質問が挙がり、税務署の講師が回答した。

同研修会は税務申告時期を控え、各地区で青色申告会会員へ指導にあたる同会役員とJA支所担当職員を対象として、農業所得の申告書作成と市県民税の留意点を確認するため毎年開催している。

 

 

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農業経営力向上相談会の開催について(通知)

読了までの目安時間:約 1分

 

 

 

●日   時  令和3年3月5日(金)13時~16時

 

●開 催 方 法 zoomによるオンライン開催

 

●相談者会場  庄内総合支庁41号会議室(東田川郡三川町大字横山字袖東19-1)

 

●申   込  2月24日(水)まで
県ホームページに掲載されているチラシ裏面の申込書を記載のうえ、庄内総合支庁農業振興課に申込願います。

 

●参 加 費  無 料

 

 

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総代研修会「農協経営の課題とこれからの方向」

読了までの目安時間:約 3分

 

JA鶴岡は1月26日、荘銀タクト鶴岡で総代研修会を開いた。総代やJA役職員約320人が出席した。

佐藤茂一組合長はあいさつの中で、今月の大雪により県内で農業施設などの被害があり管内ではハウス被害が260棟超えたことを受け、JAグループで行政へ復旧支援を要請し、JAでもハウス資材の助成などの支援対策に取り組んでいくことを述べた。

最初にJAの宮守德弘参事が「今後の事業の取り組みに向けて」と題してJA鶴岡の情勢を報告。平成の経営を振り返り、現在直面する緊急課題として新金融店舗システムの導入による店舗再編、購買事業の見直し、米穀倉庫の整備の3つを挙げて説明した。人口減少に伴う正組合員・米生産者の戸数や事業利益の10年後予測値をシミュレーションし、持続可能な農協事業に向け組合員へさらなる総力の結集を呼び掛けた。

講演ではJA山形中央会の後藤雅喜参事が「農協経営の課題とこれからの方向」と題して講演。2016年4月に施行された改正農協法が今年3月で丸5年を迎える。この間、全国のJAでは1000万人を超える大規模な組合員調査の実施や自己改革を進め、JAが組合員や地域にとって必要な組織であることを政府に示すことができたと述べた。同調査において准組合員事業利用は必要だとする回答が9割だが、利用規制について今後どうなるかは4月以降の政府の見解を注視し、必要があればJAグループは声を上げていくと意気込んだ。農協経営の今後について「人口減少に加え低金利の影響で利鞘(りざや)が縮小し経営環境は厳しいが、組合員の営農と生活の支援をすることがJAの使命だ。組合員の皆さんが組織しているのがJAであり、組合員一人一人が自主自立に基づき考え、思いを結集して今こそJAらしさを発揮すべき時だ」と持論を交えて熱く語った。

JA山形中央会の後藤参事

あいさつを述べる佐藤組合長

情勢報告する宮守参事

 

 

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松浦敏さん「緑白綬有功章」を受章

読了までの目安時間:約 2分

 

公益社団法人大日本農会(総裁:秋篠宮皇嗣殿下)主催の2020年度農事功績者表彰において、鶴岡市小淀川の松浦敏さんが「緑白綬有功章」を受章した。昭和54年当時県内最大級の規模となるライスセンター建設に尽力、エダマメ栽培における水田畑地化の有効性を実証し市全域の畑地化事業に波及、特産「だだちゃ豆」の全面積特別栽培、減農薬養液栽培によるトマト(年2作)を地元直売所へ全量出荷、集落営農法人連絡組織の役員として県内集落営農組織の連携に貢献、県指導農業士として長年にわたり後継者育成に貢献したことが評価された。

松浦さんは農業経営年数54年。エダマメ、施設トマト、水稲・大豆の複合経営。松浦さんは「一番光栄なことは、これまで農業振興を牽引してきた地域に対し目を向けていただいたこと。受章は地域のおかげであると思っている。これからも農業振興にしっかり取り組んでいきたい」と話した。

同表彰は農事改良の奨励や地域農業の発展に貢献した農業者や功績者を表彰。本県では松浦さんを含め4人が受章した。

「緑白綬有功章」を受章した松浦敏さん

 

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青年部が松原保育園へ新米を贈呈

読了までの目安時間:約 1分

 

JA鶴岡青年部は12月23日、鶴岡市の松原保育園に部員が生産した新米115㌔を贈った。
委員長の佐藤大樹さんと副委員長の伊藤恒幸さん、今野聡さんが保育園を訪れ、「つや姫」と「はえぬき」「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「つくばSD1号」「雪若丸」の6品種の新米を園児へ手渡した。

佐藤委員長は「部員が愛情込めて作った新米をいっぱい食べて大きくなって」と呼び掛けた。
青年部では、米消費拡大事業の一環で、鶴岡産米のPRと社会貢献の一助になればと、児童施設や福祉施設に新米を届ける取り組みを2002年から毎年行っている。これまで市内にある18の施設へ、合計約2633㌔の新米を贈呈している。今後も青年部では、次代を担う子どもたちや、高齢者など、地域の幅広い年齢層への支援を行っていく。

米を受け取った松原保育園の園児たち

いっぱい食べて大きくなってね!

 

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阿部秀和さん・典子さん夫妻が山形県ベストアグリ賞を受賞

読了までの目安時間:約 2分

 

鶴岡市下川で鶴岡田川地区最大規模のアルストロメリア栽培を手掛ける阿部秀和さん・典子さん夫妻が、2020年度の山形県ベストアグリ賞を受賞した。12月11日には県庁で授与式が行われ、吉村美栄子知事から賞状と記念の盾を受け取った。

同賞は、地域の環境を生かし、優れた経営を実践する県内の農業者を表彰している。本年度は2個人・6団体が受賞した。阿部さん夫妻は2005年に夫婦でUターン就農し、アルストロメリア栽培を導入。アルストロメリアは一般的に導入コストが高いが、中古ハウスの取得や、砂丘地の豊富な地下水を活用した地中冷却により生産コストを抑えるなど工夫して栽培面積を拡大した。秀和さんはJA鶴岡花き振興部会の副部会長を務め、新品種の試作を積極的に引き受けて栽培技術を磨き、新技術を導入するなどして、収益性の高い花き経営を実践している。
受賞について秀和さんは「両親が基盤を築き、花き部会の先輩方のアドバイスを聞きながら毎年の営農計画を立ててきた結果が、この度の受賞という結果に結びつき大変うれしく思っている。家族をはじめ、共に働いてくれているスタッフ、先輩や仲間に感謝し今後も新たな挑戦をしていきたい」と話し、さらなる飛躍に向け意欲を見せた。

吉村美栄子知事㊧から賞状を受け取る阿部夫妻

阿部秀和さん㊨と妻の典子さん

2020年度の県ベストアグリ賞受賞者

 

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オリジナル作品作りに挑戦 女性部手芸講習会

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡女性部は12月5日と18日に、鶴岡市農村センターで手芸講習会を開いた。2日間で延べ65人の部員が参加した。

来年の干支である「丑」をモチーフにした押絵やお手玉、陶芸、フラワーアレンジメントといった各コースに分かれ、作品作りに挑戦。

松岡窯陶芸教室「陶の蔵」代表の下妻さき子さんを講師に招いた陶芸コースは、手びねりでマグカップや皿、小鉢など自分だけのオリジナル作品を作り、ものづくりの楽しさを実感した。

フラワーアレンジメントコースは、市内でフラワーショップ「花蔵」を営む三浦淳志さんよりクリスマスリース作りを学んだ。ヒノキやゴールドクレスト、ブルーアイスなど5種類の針葉樹を使ってリースの土台を作った後、サンキライや雪のオーナメント、リボンなどで飾り付け、オリジナルのクリスマスリースを完成させた。

本年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、コースごと部屋を分け、換気をしながら実施。参加者はマスクを着用の上、検温、手指消毒の感染防止対策を講じ、お互いの間隔を取りながら楽しんだ。

陶芸コース

フラワーアレンジメントコース

干支の押絵とお手玉コース:素敵な作品が完成しました!

 

 

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ハウストマト実績検討会を開く

読了までの目安時間:約 1分

 

JA鶴岡ハウストマト専門部は12月16日、鶴岡市のJA南支所で実績検討会を開き、生産者7人が出席した。

若生一雄専門部長は「新型コロナウイルスの影響で売れ行きを心配したが、生産者・JA・市場が協力しながら出荷・販売ができた。来年度に向け情報共有しながら頑張っていこう」と呼び掛けた。

2020年度は、育苗期は暖冬のため生育が順調だったが、定植期の低温と7月の梅雨の長期化や日照不足の影響で色づきが緩慢となり、断続的な出荷となった。19年度に比べ出荷数量は減少したが、大玉で推移し、販売額は上回った。

今年度より、市内の学校給食センターへの納品を始め、地元農産物の利用拡大につながった。

市場からの消費動向や今後の販売戦略について報告されたほか、21年度の作付けに向けた課題や栽培技術情報も共有した。

 

販売経過などの報告を受ける参加者

 

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