大泉フェローズが「だだちゃ豆」収穫体験を実施
山形県鶴岡市の農事組合法人「大泉フェローズ」は8月14日、同市布目の収穫体験圃場(ほじょう)で特産エダマメ「だだちゃ豆」の収穫体験イベントを開いた。 同法人は大泉地区の農家77戸で構成し、米と大豆を生産・販売する同市最大の農事組合法人。大泉地区で特産の「だだちゃ豆」の魅力を広く知ってもらおうと4年前に収穫体験圃場を開設し、15㌃で「早生白山」「白山」の2品種を栽培している。収穫体験は参加費1000円で10株を収穫し、持ち帰りできる。
昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で収穫体験を中止していたが、今年は感染症対策を講じた上で開催。この日は43組77人が来場し、同法人のベテラン農家からアドバイスを受け「早生白山」10株を収穫し、さやもぎを体験した。
小池貢代表理事は「2年ぶりに収穫体験イベントを開くことができた。収穫体験を通して、だだちゃ豆を知ってもらうきっかけになればうれしい」と話した。
力を込めてだだちゃ豆の株を引き抜く参加者
たくさんとれたよ!
参加者はだだちゃ豆の収穫を楽しんだ
冷凍だだちゃ豆の目揃い会を開く
JA鶴岡は8月13日、鶴岡市のJA北部集荷場で冷凍用エダマメ「だだちゃ豆」の目揃い会を開いた。生産者ら約20人が参加した。
JAの園芸指導係は出荷要領について説明し「適期収穫と鮮度保持に努め、洗浄や選別を徹底して出荷してほしい」と呼び掛けた。
JAの販売係は「7月まで天候がよく全国的に出荷量が潤沢で相場は低迷気味だが、だだちゃ豆は昨年並みの単価を保っている」と話し「今年はギフト需要が多く、ギフト用や市場出荷とのバランスをみながら冷凍枝豆や加工原料としての出荷に切り替えていくので、平準出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。
今年は専門部の196人が233㌶で栽培。今年は天候に恵まれ生育はおおむね順調。今後は適期収穫と品質の安定に努める。
出荷規格を確認する生産者
青年部大泉支部 園児にだだちゃ豆をプレゼント
JA鶴岡青年部大泉支部は8月6日、鶴岡市の湯田川保育園に特産のエダマメ「だだちゃ豆」をプレゼントした。
松浦雄太支部長は「今年もおいしい「だだちゃ豆」ができたのでみんなで食べて」と園児に話し、「甘露」5㌔を園児に手渡した。「だだちゃ豆」は給食でゆでて食べる予定だ。
代表で「だだちゃ豆」を受け取った梅木柚波ちゃんと池田歩くんは「家でも作っているので大好き。早く食べたい」と話した。
佐藤智行園長は「この「だだちゃ豆」は農家さんが頑張って作ってくれたもの。食べるときは1粒1粒に感謝の気持ちをもって味わってほしい」と話した。
同支部では部員の多くがエダマメを栽培している。丹精込めて生産した「だだちゃ豆」を食べて夏を元気に過ごしてもらい、地域農業に対する関心を高めてもらおうと、毎年、市内の保育園などに贈っており、今年で17回目を数える。
「だだちゃ豆」を園児にプレゼントする松浦支部長
「だだちゃ豆」を食べて元気に過ごしてください!
大泉枝豆直売グループ 目揃い会を開く
JA鶴岡女性部大泉支部の大泉枝豆直売グループは8月4日、JA大泉支所で特産エダマメ「だだちゃ豆」の目揃い会を開いた。
7月21日からオープンしている同グループの「だだちゃ豆」直売所では、「早生甘露」「甘露」が出荷され、連日、旬の味覚を買い求める客でにぎわっている。
グループ員15人が「だだちゃ豆」の最盛期を前に、出荷規格を確認。JAの販売担当が枝付きと袋入りのサンプルを見ながら、出荷に関する注意点を説明した。
JAの園芸指導係は「乾燥が続いており虫害が散見される。最盛期に向け防除を徹底してほしい」と呼び掛けた。
出荷規格を確認するグループ員
園児らが力いっぱい「だだちゃ豆」を収穫 青年部上郷支部
JA鶴岡青年部上郷支部は8月2日、鶴岡市みずほにある五十嵐亮支部長の圃場(ほじょう)で、上郷保育園の園児30人と管内特産のエダマメ「だだちゃ豆」の収穫体験を行った。
子どもたちに作物を育てる楽しさを知ってもらいたいと、5月に同園の園児らと一緒に苗を定植した。自分で育てた作物が生長する様子を、散歩の時などに見てもらい、食農教育につなげており、日々の管理は青年部員が行ってきた。
五十嵐支部長が「豆の実がとれないよう、根っこの太い茶色いところを持って、力いっぱい引っ張って」と収穫方法を説明。園児は、自分の背丈ほどの高さに成長した「早生甘露」の株を、園児同士や大人と力を合わせながら、一生懸命土から引き抜いた。
収穫を体験した児童は「実がいっぱいできていた。早く食べたい」と笑顔を見せた。
収穫した「だだちゃ豆」は、園児らが枝つきのまま家に持ち帰った。各家庭でさやもぎを行い、調理。自分たちの手で育てた「だだちゃ豆」を家族と一緒に味わった。
収穫のやり方を説明する五十嵐支部長㊧
大きいのがとれたよ!
たくさん収穫できました!
市内の花屋と協力して地元産の花をPR/花き振興部会
地元産花きをPRしようと、JA鶴岡花き振興部会は8月2日、鶴岡市役所本庁舎1階ロビーに市内産の花とアレンジメントの展示PRコーナーを開設した。市役所への展示は昨年から始まり、今回で4回目。
今回初めて、鶴岡市内の花屋が加盟する県北生花商組合の加盟店9店舗の協力を得て、3種類のアレンジメントを展示。
トルコギキョウ、アルストロメリア、ヒマワリ、ユリ、スプレーギクなど季節の花が庁舎を彩り、来庁者らは足を止めて眺めたり、香りを楽しんだりしている。展示は6日まで。
鶴岡産の花や生産者を紹介するパネルや、生産者から花屋を通して消費者に届くまでの流れを紹介したパネルも設置し、「地元のお花屋さんで花を買おう」と呼び掛けている。
鶴岡産の花を使ったアレンジメントが来庁者を楽しませている
花の品目ごとに品種や生産者名を紹介
「地元のお花屋さんで花を買おう」と呼び掛けている
オクラ目揃い会を開く
JA鶴岡営農販売部は7月30日、鶴岡市のJA北部集荷場で本格出荷を前にオクラ目揃い会を開き、生産者が参加した。
7月は好天が続いたことで生育は良好。雨天日数は少ないが、急に多量の雨が降ることもあるため、状況に合わせたかん水や排水管理を行うこと、病害虫予防を行うことをJAの園芸指導係長が説明した。また、サンプルを提示しながら出荷規格や、鮮度を保持する調整・包装等について確認した。
JAの販売係は「天候がよく全国的に量はあるが、オクラの需要はある。熱中症に気を付けて、高品質な鶴岡産オクラを1袋でも多く出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。
出荷は8月下旬をピークに10月中旬まで見込む。出荷先は主に関東市場となる。
袋・箱詰めのポイントを確認する生産者
けさらんハッピーポイントのご利用と対象店舗について
下記店舗において、けさらんハッピーポイントが1ポイント単位でご利用いただけます。
令和3年8月から、すまいるプラザ(セレモニー・電化センター・生活資材)で、500円お買い物券がご利用いただけます。
【対象店舗】
ポイントのご利用は、商品ご購入の際にお申し出ください。
・中央センター(農機・自動車の製品・整備代金)<令和3年7月~>
・西郷センター(農機・自動車の製品・整備代金)<令和3年7月~>
・すまいるプラザ(セレモニー、電化センター、生活資材)<令和3年8月~>
※詳しい内容については、ご利用店舗へお問い合わせください。
ポイント残高は、ご利用店舗や購買代金請求明細書でご確認いただけます。
豚熱防疫対応で知事から感謝状
昨年末に鶴岡市内の養豚場で発生した豚熱の防疫措置に協力したとして7月28日、吉村美栄子知事からJA鶴岡に感謝状が贈られた。
豚熱が発生したのは昨年12月25日。飼育豚1250頭が殺処分され、12月28日に埋却が完了した。県によると、4日間の防疫活動に県や庄内全市町職員、JA職員など延べ360人が従事。JAは殺処分を補助する役割を担当した。
鶴岡市のJA本所で県庄内総合支庁の高橋正美支庁長が「一刻を争う対応に、臨機応変なご協力を頂いたことに感謝する」と述べ、伊藤淳専務に感謝状を手渡した。
伊藤専務は「7月27日にも鶴岡市内で野生イノシシから豚熱陽性反応が確認されるなど、予断を許さない状況が続いている。発生予防はもちろん、万が一に備え、引き続き万全の防疫体制で協力していく」と述べた。
知事からの感謝状は、防疫措置に協力したJA鶴岡を含む12団体に贈られた。
髙橋庄内総合支庁長㊨から感謝状を受け取る伊藤専務
伊藤専務と髙橋庄内総合支庁長㊨
「だだちゃ豆」初出荷式 販売高8億円目指す
JA鶴岡は7月27日、鶴岡市のJA北部集荷場で、特産エダマメ「だだちゃ豆」の初出荷式を行った。関東や関西の市場を中心に、全国各地へ715㌧の出荷を見込み、販売高8億円を目指す。出荷は8月中旬に最盛期を迎え、9月中旬まで続く。
初出荷式には関係者35人が出席。安全祈願祭に続き、新型コロナウイルス感染の収束を願って疫病退散祈願の後、JA代表者らがテープカットをし「早生甘露」を積んだ京浜市場向けのトラックを拍手で見送った。
同JAがオフィシャルパートナーを務めるバレーボールVリーグ女子2部のプレステージ・インターナショナルアランマーレ(山形)の北原勉監督と溝口由利香選手、オケケアル・メソマチ・ウゴチンイエレ選手らも参加し、選手2人がドライバーに花束を贈呈した。
佐藤茂一組合長は「今年も生産者の努力で、例年通りのおいしいだだちゃ豆に仕上がった。テレビでのオリンピック観戦やコロナ禍での家飲みなどで、多くの人にだだちゃ豆を食べて笑顔になってほしい」と述べた。
加賀山雄だだちゃ豆専門部長は「だだちゃ豆は独特の香りと甘みが特徴で、インターネット販売でも人気が高まっている。鮮度の良い状態で出荷しているので、新鮮なうちにゆでて食べてほしい」と話した。
今年は天候に恵まれ生育はおおむね順調で、品質も安定しており良食味も期待される。
今年は専門部の196人が233㌶で栽培。JAが選別・袋詰めを請け負い、労働力不足を解消するための共選施設も稼働している。
安全祈願と新型コロナウイルス感染の収束を願って疫病退散祈願をした
アランマーレの選手から花束を受け取ったトラックの運転手
テープカットで「だだちゃ豆」の出荷を祝う関係者
「だだちゃ豆」を積んだトラックを拍手で見送る関係者
だだちゃ豆を持つアランマーレの北原監督㊨と溝口選手㊥、メソマチ選手㊧、佐藤組合長