令和元年度 自動車共済損害調査サービス最優秀組合を受賞

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JA鶴岡は5日、令和元年度の自動車共済損害調査サービス最優秀組合に選ばれ全共連山形県本部から表彰された。

本表彰制度は平成14年度から実施され、毎年県下JAの自動車共済損害サービス(事故対応)の迅速化・適正化を評価するもの。JA鶴岡は3人体制で対応を行っており、現場急行・初期対応の2つの評価項目において満足度100%での受賞となった。
共済課の小玉康義相談係長は「自動車共済損害サービスが評価された事をありがたく感じています。今後も利用者満足度を向上できるように頑張って行きたい」と話す。

本表彰制度に関する受賞は、これまでの受賞と合わせて11回目となる。

表彰を受け、喜びの笑顔を見せる共済事故相談担当者

 

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青年部南支部が小学生に大豆の種まきを指導

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JA鶴岡青年部南支部は6月5日、鶴岡市我老林で市立斎小学校の3年生19人に大豆の種まきを指導した。

部員5人が講師となり、播種(はしゅ)機を使った種まきのやり方を教えた。

児童らは、種子消毒と鳥からの食害を防ぐためにピンクの薬が塗られた大豆 「エンレイ」の種が入った播種機を力いっぱい押し、種をまいた後、丁寧に土をかけた。

作業を体験した児童は「機械をまっすぐ操作するのが難しかったけど楽しかった。収穫が楽しみ」と笑顔を見せた。

支部長の斎藤嘉一さんは「体験学習を通じて食べ物ができるまでの過程を知り、自分たちで作った農産物を味わってほしい」と話した。

今後、児童と青年部と農事組合法人IWCが協力して畑を管理する。大豆は10月頃に収穫され、児童が納豆にして味わう予定。

 

大豆について説明する支部長の斎藤さん(右)

播種機の使い方を指導する青年部員(左)

 

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シャインマスカットの栽培技術を学ぶ

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JA鶴岡生産振興課は28日、鶴岡市の生産者の園地でブドウ「シャインマスカット」の栽培講習会を開いた。

基幹作物が水稲であるJAの強みを生かし、水稲育苗ハウスを利用した栽培に取り組んでおり、生産者や栽培に興味のある農家を含め17人が参加した。
県庄内総合支庁産業経済部農業技術普及課の担当者が、ハウス内定植の樹形の作り方や作業ポイントを説明した。

園地では、新梢の誘引作業をはじめ、副梢の摘芯や果房の摘粒作業を実演しながら、「ハウス栽培だと水不足になりがち。若木のうちは特に水やりが大切なので8月末頃まではこまめに水やりをしてほしい」と呼び掛けた。

管内で初めて栽培に取りくむ生産者が多いことから、JAでは今後も定期的な講習会を開く予定。

剪定のポイントを学ぶ生産者

 

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青年部北支部 サツマイモ苗の定植を指導

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JA鶴岡青年部北支部は29日、鶴岡市播磨で栄保育園の園児17人にサツマイモ苗の定植を指導した。
はじめに、支部長の本間諭さんがサツマイモ「紅はるか」の苗の植え方について手本を見せながら説明。
園児らは、丁寧に土を掘り、苗を植え、やさしい手つきで土をかぶせた後「おいしいサツマイモができますように」と声を掛けながら水をかけた。
支部長の本間さんは「秋に収穫するまで畑にきてサツマイモの成長の様子を見てほしい」と話した。
秋には収穫体験を行い、保育園の食事で提供される。

 

青年部員と苗植えをする園児たち

おいしいサツマイモができますように!

 

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豊穣祈願祭で豊作や農作業の安全を祈願

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JA鶴岡は5月22日、鶴岡市の金峯神社で豊穣(ほうじょう)祈願祭を開いた。佐藤茂一組合長や伊藤淳専務、営農販売部の職員など30人が参列し、豊作や農作業の安全を祈願した。

佐藤組合長は「昨年同様、管内の農作物が豊作の年になることを願う。今年度も販売高100億円達成に向けて、豊作につなげる細やかな指導と、1円でも高く有利販売を目指して役職員一丸となって取り組もう」と呼び掛けた。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毎年開いている圃場(ほじょう)巡回は中止となった。


豊作や農作業の安全を祈願する役職員

 

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省力化と低コスト化図る「密播」技術での田植えを実施

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田植えの季節を迎える中、JA鶴岡管内では農作業の省力化と低コスト化を図る「密播(みっぱ)」の技術で田植えが進められている。管内では年々導入者が増加しており、12戸が78・3㌶で取り組む。
「密播」では、苗箱1枚に播種する種もみの量を通常140〜180㌘を200~250㌘に増やして苗箱数を減らし、田植え時に慣行の約1/3の小面積をかき取り、慣行同様3~5本を移植する。2種類の技術を同時に行うことで、苗箱数と苗の補給回数が少なくなり、省力と生産コストの低減を図る技術だ。通常10㌃当たり苗箱25枚が必要な水田には、密播だと50株植えで平均で11~15枚程度で済む。さらに基本的には既存の機械・設備で導入することができるため投資コストがほとんどかからない。
同JAでは、水稲の生産コストの低減を目指して2017年から「密播」の試験栽培を開始。過去3年間、苗質や育苗管理、生育調査と収量品質調査を継続し、慣行栽培と変わらない結果が表れ、JA大泉支所を中心に研修会を開き推進してきた。
5月14日に田植えを行った鶴岡市伊勢横内の菅原伸一さん(58)は、9・3㌶のうち7・3㌶で「密播」を導入し、4年前から取り組む。菅原さんは「水稲栽培面積が拡大する時代で、苗代に空きがない点を解消し、田植え時の苗渡し作業軽減や費用の削減にもつながりメリットが大きい。過去3年間収量・品質・食味も慣行栽培と大きな差はなかったので、今後も苗質を向上し根張りを改善しながら、密播技術で多収穫・高品質・良食味米を作っていきたい」と意気込む。
今年は4月中旬に低温の日が続いたことで苗の成育が心配されたが、その後の天候の回復で持ち直し、例年通り丈夫な苗に育った。
同JAの営農指導員は「加速する1戸あたりの水稲栽培大規模化に対応できるよう、展示圃(ほ)を設けた生育調査等データ採取を継続して研修会等を開き、普及推進していく」と話す。

密播技術で田植えを行う生産者

苗箱数を削減する密播苗

 

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京田小学校の児童が田植えを体験

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鶴岡市立京田小学校の5年生25人は18日、学校田で米「はえぬき」の田植えを体験した。

地元農家、JA鶴岡の青年部北支部や北支所の職員が、手植えの方法を教えるなど協力した。児童は苗を手に、慎重に前に進みながら丁寧に植えていた。

児童は「田んぼの中は思ったより動きにくかった。最初は苗をちゃんと植えられるか心配だったが上手に植えることができたので秋の収穫が楽しみ」と笑顔を見せた。

田んぼの校長先生として、指導や田んぼの管理をする吉田健男さんは「秋にはおいしいお米になるように育てるので、皆さんもぜひ苗の様子を見に来てほしい」と児童に話した。

今後、児童たちは稲の成長を見守り、秋には稲刈りの後、調理実習で味わう予定。

水田に苗を植える児童

きれいに植えることができました

 

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女性部加工施設で旬の「孟宗」缶詰作り

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山形県鶴岡市で特産タケノコ「孟宗」の収穫が最盛期を迎え、JA鶴岡女性部缶詰加工施設には缶詰に加工しようと、利用者が持ち込みに訪れている。

利用者は、各家庭であく抜きと水煮をし、缶詰のサイズに切りそろえて持ち寄る。その後、JA女性部員の缶詰加工オペレーターが缶に詰めて蓋を締め、長期保存できるよう加熱殺菌して仕上げ、当日中に利用者へ返却する。

缶詰加工は春と秋に行い、孟宗のほか、孟宗汁やふきの水煮、小豆、おかゆなども缶詰にできる。今年は、利用者の反応を見ながら缶詰のオリジナルラベル(有料)をリニューアル準備中だ。

同加工所を毎年利用している人は「今年は初めて孟宗汁を缶詰にする。缶詰にすることでいつでも食べられるのがうれしいし、子どもたちに送ると喜んでくれる。加工所に来るのが毎年楽しみ」と話した。

同加工所では多い日で約20人が利用し、1日に300缶以上を加工する。

春加工は6月中旬まで。加工所は月・水・金曜日に稼働し、前日まで受け付ける。利用料金は、利用者が作業を手伝う場合が4号缶1個当たり145円、オペレーターに委託する場合は175円。女性部員外は年間利用料が1500円かかる。自家用のみの利用で販売はできない。

「孟宗」を詰めた缶にお湯を入れる女性部缶詰加工オペレーター

今年リニューアル準備中のオリジナルの缶詰ラベル

 

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キュウリ目揃い会、生育順調/キュウリ専門部大山班 

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JA鶴岡キュウリ専門部大山班は5月12日、鶴岡市のJA北部集荷場でキュウリの目揃い会を開いた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で出荷会議が中止となり、目揃い会は例年より半月ほど早く開いた。

販売担当は、市況や小売店での販売状況、加工品会社での利用状況や他産地の出荷規格などを伝え、生産者と出荷規格を検討した。昨年から規格を見直し試験的に出荷していたが、販売先と協議し今年度より規格を変更した。生産者はサンプルを手に取り、太さや長さ、色、曲がりなど規格を確認した。

営農指導員は「病害虫の発生に注意し、防除を徹底してほしい」と呼び掛けた。

今年は4月の低温により生育が停滞したが、その後の天気の回復により、例年どおりの生育となっている。

木村君雄班長は「生育は順調だ。コロナに負けず、品質のよいキュウリを作りたい」と話した。

大山班ではキュウリ本来の風味があり、皮が薄く柔らかい「プロジェクトX」を栽培し、地元を中心に出荷している。出荷は5月の連休中から始まり、7月まで続く。

出荷規格を確認する生産者

 

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月山高原牧場で放牧始まる

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鶴岡市羽黒地区にある庄内広域育成牧場(月山高原牧場)で12日、繁殖用に育てられている和牛の入牧が始まった。

初日は、鶴岡市、酒田市、庄内町、遊佐町の2市2町の畜産農家から和牛約125頭が運びこまれ、JA鶴岡管内の畜産農家5戸からは26頭が入牧。年齢や畜種などによって8群に分けられた牛たちは、体重や体高の測定や健康状態を確認した後、月山山麓の約96㌶もの牧草地に放たれた。

同牧場は標高約350㍍にあるので夏でも涼しく、また広大な敷地内は高低差があるので足腰を鍛えるのに適した環境となっている。入牧後には安全祈願祭が行われ、牛の健康と成長を祈った。

10頭の牛を入牧させた和牛繁殖経営を営む伊藤長市(鶴岡市森片)さんは「放牧は牛たちの健康増進と農家の負担軽減につながる。広い牧場で元気に駆け回り、足腰を鍛え、健康に育ってほしい」と話す。

春から秋までの期間、放牧し育てる「夏山冬里方式」は昭和51年から導入されている。19日には、乳牛と親子放牧が行われる。今シーズンは43農家より171頭の放牧を予定しており、10月末頃に下牧される。

放牧される牛をひく伊藤さん

 

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